中学校 カリキュラム

課題解決力・思考力・表現力・創造力を養う
2020年新大学入試に対応するカリキュラム。

世界の価値観が大きく変わり、教育も新たな変動を迎えようとしている時代。
立命館慶祥中学校では、2020年新大学入試を見据え、アクティブ・ラーニングや課題解決型授業で、新たな時代の教育を先駆けて実践しています。

英語

高度な英語活用能力・コミュニケーション能力を培う英語教育

英語力が飛躍する「慶祥メソッド」

Reading(読む)→Listening(聴く)→Understanding(理解する)というサイクルをベースに、五感を駆使して学ぶ授業を展開しています。1年次は「文法」と「音声」を、2年次は「文法」と「ライティング」を、3年次は「文法」「ライティング」「リーディング」を中心に、それぞれの力の育成を重視。実践的な英語を多角的に学ぶアクティブ・ラーニングやネイティブ教員が日常的にいることで自然に英語を習得できる環境を構築しています。

英語授業写真
感動の英語授業「アクティブ・ラーニング」

慶祥中学校の英語授業は、生徒が生き生きと授業に取り組んでいます。これは、中学生がつまずきやすい文法や語法を的確に指導し、基礎力をしっかりと構築する中で、ネイティブとの授業が展開されているからです。慶祥伝統の実践的な英語教育を通して、心を伝え合う感動を体験してください。

ネイティブ教員によるTT「チーム・ティーチング」

指導経験豊かな慶祥のネイティブ教員による英語の授業は、徹底した「本物」志向で、ハイレベルで楽しく、実力がつくと大評判です。これにより言語に関する高い興味関心が育ちます。慶祥のスピード感ある授業を支える電子情報ボードを活用しながら、大迫力の授業が1年生から受けられます。

数学

生徒同士が教え合い、問題解決の本質を学ぶ

問題解決の「プロセスそのもの」を体得する

数学科の目標は「自身が新しい知識を吸収するための方法」と「問題に直面したときにそれらを組み合わせて問題を解決する力」の育成。重要なのは、方程式や公式ではなく、自身が持っている知識・技能を「どのように組み合わせればその問題は解決できるのか」という「本質」を学ぶこと。そのために、授業に積極的にアクティブ・ラーニングを取り入れています。

数学授業写真
到達度に応じた少人数教育

到達度に応じて、中学2年生から3つのレベルで少人数授業を展開しています。テスト毎にクラスを入れ替えて、ハイレベルな内容を授業に取り入れたり、計算などの反復練習を授業に盛り込んで生徒全員がわかるまで繰り返し教員が指導します。

思考力を伸ばす課題解決型学習

知識伝達型の授業に加えて、数学的な思考力を意識した課題解決型の授業を行います。1つの解き方に満足せず、他の解き方を考えることで多面的な物の見方や発想力を身につけます。また公式や解法をただ丸暗記するのではなく、その考え方や筋道を理解しながら問題を解くことで論理的な思考力を伸ばします。

国語

日本を知り世界を語る基礎となる「国語」

論理的に考える力の基礎を築く

「確かな語彙力の育成」と「生徒個々の表現力の育成」を目標に掲げ、学んだ言語力を生かす場としてアクティブ・ラーニングを導入。小論文を書いたり、物語についてディベートで討論する授業や、新聞記者を招き、執筆や取材について学ぶなどの学習を通じて、これからの入試に必要な論理的思考力・表現力・創造力を身につけます。

国語授業写真
故きを温め、新しきを知る

中学1年から様々な古典の文献に触れることで、古典の世界に親しみを持ち、歴史的な背景や日本の文化などを幅広く学習。1月に行われる百人一首大会では、全学年の生徒たちが真剣に向かい合い、日ごろの学習の成果を競い合います。

「国語力」は「言葉力」

通常の黒板やプリント教材に加え、電子情報ボードを活用し、生徒が主体的に学ぶ授業(アクティブ・ラーニング)を実施しています。その中で言葉への深い理解を育て、正しく豊かな言語能力を身につけます。

理科

中学生から本物のサイエンスに触れる慶祥の理科教育

実験を通して物事の本質を考える

目標は「身近なものへの興味・関心を持つこと」と「疑問を持ち、考え、思考すること」、「新大学入試に向けた学力」の育成。身の回りの現象を実際に実験してみることにより、「発見する力」を養います。年間の実験回数も他校に比べ圧倒的に多い75タイトル。自分の眼で確かめ、本物に触れ、物事の本質を考える力を育てます。

理科授業写真
高校の内容を先取りした高度な学習

中学の内容にとらわれず、高校で学ぶ内容を先取りし、より高度な学習をしています。そのことにより、高校での学習をよりスムーズにして、早い段階から将来を見据えた学習を進めることができます。

理系に興味のある生徒をさらに伸ばす立命館慶祥のSSH

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校として、中学から科学に対する探究心を養います。自然科学部やロケット大会・ロボット大会への参加など、理系に興味のある生徒はさらに深く取り組んでいくことができます。

社会

グローバルな考え方の基礎となる知識・思考力の習得

豊富な知識を使った考える授業

社会科(地理、歴史、公民)3つの分野に高い興味、関心をもつことができる魅力満載の授業を実施。背景や因果関係を深く追求する授業を通して、グローバルな視点で物事を考える力と、自分の意見を述べる発信力や表現力、他社の意見への理解力を養い、新しい大学入試に必要な視点を獲得します。

社会授業写真
知識と考察力を深めるアクティブ・ラーニング

事実を暗記するのではなく、豊富な資料、図などのデータを読み取る力、新聞などの資料から時事的な観点を身につける授業を実施。ディスカッションを通して自分の意見を述べるとともに、他者の意見を理解する力を養います。

ハイレベルなテーマを追求するPBL(課題解決型授業)

「京都と北海道をつなげる新聞づくり」、「石巻日日子ども新聞をとおして石巻を考える」、「多彩なゲストと連携した平和学習(世界を変えるアイディア)」など、あらゆる場面でハイレベルなテーマ設定を行い、発信力・表現力を鍛え上げます。