教員の声

横澤 広久先生の写真

20年の実績ある教育基盤が「本当の学力」を育てます。

中学教頭/横澤 広久先生

本校では,SPコース・一貫コースともにPlan→Do→Check→Actionを繰り返す反復学習を徹底し,確実な基礎学力を養います。また,2020年の新大学入試改革で重視される思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性を伸ばすアクティブラーニングや課題解決型授業をいち早く20年前から実践。付け焼刃ではない確かな教育基盤が,知力と人間力を備えた「本当の学力」を育てます。さらに中学3学年を「高校0学年」と位置付け,学習,部活動は高校の内容を先取り。それが難関大現役合格率と部活動の高い実績につながっています。

手代木 俊一先生の写真

生徒同士が高め合うアクティブ・ラーニング

数学/手代木 俊一先生

数学科では授業のほかに,週1回の小テストとノート提出で理解度をチェック。数学が苦手な生徒には個別に指導し,できるまで反復学習を行って学習の定着をはかります。また,グループでディスカッションをしながら問題に取り組むアクティブラーニングを実践。仲間に教えることで論理的な思考を養い,教わることでわかる楽しさを知り,チームワークが高まります。全員が前向きに学習に取り組めるよう,さまざまなメソッドを取り入れています。

橋谷 陽介先生の写真

言葉よりも大事なものを,肌で感じてほしい。

英語/橋谷 陽介先生

北海道を知り,日本を知り,世界を知る,立命館慶祥の国際教育。ニュージーランド研修では,言いたいことが伝わる喜びも,伝わらない悔しさも感じてほしいですね。実際に英語で話すときは,相手に伝えたいという気持ちがないと伝わらないもの。コミュニケーションにおいて言葉そのものよりも言葉に何をのせるかが大事なものがあることを肌で感じてください。交流を楽しみながら,現地の方の価値観,抱えている問題など,一歩深い部分を意識することで,相手の思いを引き出す糸口が見えるはず。その経験が,ニュージーランド研修最大のテーマである異文化理解を深める基盤となるのです。

渡邉 文子先生の写真

教員自らが挑戦する姿が生徒の心を動かす。

物理/渡邉 文子先生

私は物理の教員ですが,思考力,判断力,表現力,コミュニケーション能力などが問われる新大学入試教育に対応するために,カナダ・トロントで4週間の語学研修を受講しました。帰国後にSPクラスで英語で授業を行ったところ,教員自ら新しいことに挑戦する姿が生徒たちの学習のモチベーション向上につながる手ごたえを感じました。教科を問わず英語は大切なコミュニケーションツール。これからも今回の経験を活かして,引き続き英語の力を磨き,生徒のみなさんに還元できるよう努力していきます。

吉田 恒先生の写真

小学英語から慶祥英語へスムーズに導くために。

英語/吉田 恒先生

小学校での英語教育は学校間で差があるのが実情です。そこで慶祥中に入学して「英語が楽しみ」という生徒たちがスムーズに学べるように,立命館大学大学院で2年間研究活動を行いました。研究の一環として,カナダのブリティッシュコロンビア大学で第二言語の教授法を学び,現場復帰後は小学英語から慶祥英語へスムーズに学べる環境をつくることができました。そして研究成果は教科内で共有し,よりよい授業に役立てています。教壇で教えるのみならず学ぶ姿を生徒に示すこともでき,教育者として大いに意義のある経験となりました。

江口 明子先生の写真

ボーダーを超える経験が将来の糧となる。

社会・スーパーグローバルハイスクール担当/江口 明子先生

SGHでは学年ごとに地域から世界へと視野を広げ,3年次には研修やフィールドワークを通して各自の研究テーマを深掘する体系的プログラムを展開しています。初年度にはカナダやタイで研修を行ったほか,2016年秋には観光開発をテーマにサハリン研修を実施。国内の高校では初の取り組みであり,北海道という日本のボーダー(国境)を介して世界にふれる経験は,大学やその先の社会で大いに活かされるはずです。座学だけでは得られない学びのチャンスを自分の手でつかみ,将来の糧としてほしいと願っています。

松原 直紀先生の写真

サイエンスを通じて世界とつながる。

化学/松原 直紀先生

SSHは,科学が社会に何を求められているのか,自分の興味はどういう位置づけにあるのかを考える科学的な取り組み。大学の学びにつながるような課題研究の第一段階です。一昨年までは日本で行った研究を海外で発表してきましたが,2016年度は当校と京都の立命館高校とシンガポールの高校が共同研究を行う計画を立てました。言語や文化の壁を越えて,世界とつながるサイエンスを広げていきたいですね。

中川 淳先生の写真

受験と部活で結果を出せる,質の高い勉強を指導。

英語/中川 淳先生

難関大コースでは,限られた時間で効率的かつ質の高い勉強をするための指導を徹底しています。日々の授業はもちろん週末講習や個人添削,英語に関しては合格した先輩の添削ノートを後輩に引き継ぐことで実践的な受験メソッドを蓄積。マラソンにも似た地道な積み重ねにより,多くの生徒が部活動や国際交流などで優れた成果を収めながら,国公立大学や難関私立大,海外大学などに現役合格を果たしているのです。こうした過去の進学実績は,早慶・GMARCHレベルの有名私立大の指定校推薦枠獲得にもつながっています。

及川 貴夫先生の写真

自らの課題を解決し,大学の学びを先取りする。

数学/及川 貴夫先生

立命館コースでは,授業に課題研究を取り入れ,自己解決型の学習を中心にカリキュラムが組み立てられています。自分で課題を発見して,それを解決する方法を考察し,他者に発表する。本質を理解して,自らの課題解決を完結させる学習を重点的に行っています。3年次には,めざす進路に応じて専門的に学ぶコースを選択。各コースでは,企業や団体と連携した講座を展開し,大学の学びにリンクした知識を得ることができます。大学の学びを先取りする「大学ゼロ学年」のノウハウは,立命館慶祥ならではのものなのです。