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中1 平和学習ウィーク(2) 被爆体験講話



 前回に引き続き,中1の話題は平和学習ウィークについてです。
 第1回目の報告の中で予告していましたが,9月8日(木)5・6時間目,平和学習ウィークの一環として,北海道被爆者協会の服部十郎(はっとり じゅうろう)さんによる被爆体験講話が行われました。
 今回お話してくださった服部さんは,道内各地でご自身の被爆体験(16歳で1.8キロ圏で被爆されています)を語られている方です。本校でもその心に染み入る語り口調と,生徒にとって考えさせられる「問い」を投げかけてくださることから,各学年の講話で何度もお世話になっています。
 8日の講話では,服部さんが広島市で通信兵として活動することになった経緯から,8月6日のあの瞬間の様子。その後,現在の至るまでの苦悩が語られました。途中,当時の光景や苦しさが思い起こされた様子で,声をつまらせる場面や涙をぬぐわれる場面もあり,生徒も真剣な表情で話しを聞きメモをとっていました。
 お話の最後の質疑応答では,時間の都合上全員の生徒にあてきれないほど,多くの質問の手が挙がったのが印象的でした。一例を紹介します。ある生徒がこんな質問をしています。
 「服部さんが戦争のない時代に生まれていたらどんな夢を持ちましたか。」これに対して服部さんは,「実家が福島で雑貨屋をやっており,店ではたくさんの本をあつかっていました。小さいころから本を読むのが好きで,勉強をし学校の先生になってみたかった。」とお話されていました。「勉強して学校の先生になりたい」今の世の 中,だれしもがいだく夢を語られたからこそ,昭和20年16歳であった服部さんにとってそれが困難であったことを痛感し,生徒にとっての大きな学びがあった瞬間であったと思います。
 今回中1学年で企画運営された平和学習は,世界に通用する18歳へ向けてのはじめの一歩です。これから幅広い視野を育成するためにも,本物にふれる機会を準備していきたいと思います。


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