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中3 性教育講座終了







 2月2日(木)5・6時間目,中学校3年生対象に性教育講座を行い,NTT東日本札幌病院産婦人科で看護長をされている東先生(PALの会副支部長)に『いのちからのメッセージ』というテーマでお話をしていただきました。
 「みなさん,生きてますか~?生きている証拠を見せてください。」という質問から始まり,特殊な機械で実際の心臓の音を聞いたり,折り紙に開けられた穴とカードに貼られた小豆で,受精卵と胎児の大きさを確認したりしました。途中DVDが始まると,受精の瞬間や胎盤の様子,胎児の指ができていく過程,出産シーンなど,生徒は初めて見る映像に釘付け。また,北海道は中絶や性感染症が多いという具体的な情報も生徒にとっては衝撃だったようで,避妊のテストでは解説をじっくり読んでいました。休憩時間には赤ちゃん人形を抱いたり,直接東先生に質問したりする生徒が例年より多く,事前のアンケート調査ではマイナスなイメージを抱いていた生徒たちも,“性教育”を“生教育”と捉え,身近な大切で必要なこととして考えてくれたようでした。
 最後に,お子さんを妊娠・出産したときのエピソードについて書いていただいた「親からの手紙」をアシスタントの末森さんに代読していただき,その言葉に生徒は真剣に耳を傾け,涙を浮かべている生徒が何人もいました。
 参加してくださった保護者の方からも「親子間では面と向かって話すことがないので,学校でちゃんとした性教育を受けているとわかり安心した」「正しい知識を持つことは大切だと思うので今後も続けて欲しい」など貴重なご意見をいただきました。
 今後一人一人が自他の心や体,命を大切にし,望ましい人間関係を築くことができる素敵な大人に成長していってくれることを願っています。

【生徒の感想】
・命の誕生はすごい奇跡であり,妊娠とはひとつの命をあずかるという責任の重さを知りました。何も考えずに性行為をしようとしたり,妊娠について軽く考えたりするようなことは絶対したくないと思いました。(3-1女子)
・顔も名前も知らない兄。彼が死ななければ僕は生まれなかったらしいので,複雑な気分になる。今回手紙を読まれるまで忘れていた。今僕は「自慢の息子」になれているだろうか。(3-2男子)
・命が誕生することをこんなにも待ち望んでくれていたのかと思うと,本当に嬉しくなりました。それと同時に私の命は私だけのものではないような感じがします。(3-3女子)
・私達の命の始まりは精子(3億個)が協力し,競い合って産まれてきたと聞いて,ちょうど自分達の目標の「切磋琢磨」のようで「命」ってそういうものなんだと知りました。(3-4男子)