立命館学園の創立記念日である5月19日(土),立命館大学衣笠キャンパス内に
ある「国際平和ミュージアム」で,開設20周年記念式典がありました。
当日は,立命館の各附属校から代表生徒が式典に参加しました。慶祥からも,中校各
2名ずつの4名の生徒が参加しましたので,参加生徒からのコメントと当日のスケジュールを紹介します。
<参加生徒のコメント>
・葛西小鈴さん(中3)
「ミュージアムに関わるたくさんの方々とお話ができたという経験と,展示の見学を
通じてミュージアム自体が好きになり,応援したくなりました。
また,慶祥の代表者として感じるべきことを感じてくることができました。立命館が
近くなった結果に満足と感謝の気持ちでいっぱいです。」
・立澤めぐみさん(中3)
「今回,平和ミュージアムの記念式典に参加させていただきたくさんの貴重な経験を
しました。
今まで附属校の生徒とはいえ遥か遠くに感じていた立命館というものの存在が色々な
方々との交流を通じ少し近くなったように思います。
また、平和について自分自身の考えを深めることができました。この経験を今後の平
和学習や自分の行き方に生かしていきたいです。」
・片岡湧作くん(高2)
「今回の訪問にあたって,私が考えている平和は他の人が考える平和や異国の人々が
考える平和とは大きく違っていることがよくわかりました。
また、私をふくめて多く人にとって平和や核の問題などのことについて知らない情報
や知識が多くあるなと思いました。世界について改めて深く考えさせられる良い機会
になりました。」
・山井正隆くん(高2)
「式典では日ごろお会いできないような方々の貴重なお話を聞くことができました。
また、午後には国際関係学部の君島東彦先生による平和をテーマにした授業を大学生
と一緒に受けさせていただきました。
難しい内容でしたが平和とは何かについて深く考えさせられるものでした。今回学ん
だことを人生に生かしていきたいと思います。」
<当日のスケジュール>
安斎名誉館長による特別展示『放射能と人類の未来』ツアー
研究室訪問 国際関係学部 君島東彦教授 特別授業「平和を考える」(2時間)
国際関係部(恒心館)の講義室で君島先生に講義をしていただきました。
南スーダンから帰国したばかりだというゼミ生の方にも参ご加いただきましたが,ま
さに大学のゼミそものものレベルの高い講義内容でした。
生徒たちは自分たちが持てるものをすべて君島先生にぶつけてくれました。
君島先生はその思いを受け取り,高い壁になってくださいました。あこがれの大学で
素晴らしい時間を過ごすことができました。