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中2 アイヌ文化講演会/アイヌ文化体験






 6月21日(木)は,中学2年生にとってアイヌ文化にふれる1日となりました。 5時間目は,本校アッセンブリーにて50分の講話,6時間目は各クラス分かれてのアイヌ文化体験となりました。
 今回のゲストは,苫小牧駒澤大学教授の岡田路明先生,アイヌ民族博物館学芸委員の中野巴絵さん,白老イオル事務所チサニキ学芸員の押野里架さんです。
 5時間目は,岡田先生ご自身がアイヌの歴史・文化と関わってこられた経緯にふれ ながら,主にアイヌ文化の現状についてお話いただきました。また,これからの世代が,伝統文化をどのように継承していくかについてや観光資源としてのアイヌ文化の可能性についても現在の構想を披露してくださいました。
 6時間目は,3名のゲストのみなさんのもとに生徒たちが分かれての文化体験です。生徒たちは,アイヌ語地名クイズ・ムックリ体験・アイヌ語の歌に挑戦など,ゲストの方々が準備してくださった文化体験を満喫していたようです。
 私たちにとって,異文化のようでありながら,北海道の文化に根付くアイヌ文化の存在。その面白みにふれた1時間となりました。
 生徒たちはこの2時間を通じて,ここまで「道徳」の授業の中で事前に学んできた アイヌの歴史や文化についての知識を生かしながら,積極的に学ぶことが出来ていました。北海道で学ぶ彼らにとって,今回の経験が「世界に通じる第一歩」であったことを,今後「道徳」で学びを深めながら理解していって欲しいものです。