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高3 LAコース「マスコミ特講」 産業社会学部との高大連携授業



 9月6日(木),13日(木)の5・6時間目に2週にわたって立命館大学産業社会学部との連携講義がマスコミ特講の授業内で行われました。
 6日(木)には,坂田謙司教授が「ポスト3.11のメディア課題」と題して震災前後でのメディア実態などを通じてこれからのメディア構造の変化を中心に講義されました。坂田教授は,十勝FM JAGAとの共同研究,音更町の町作りなど北海道とも縁の深い研究をされており,生徒達も本格的な講義に熱い視線を注いでいました。また,講義の中で坂田先生は,「実はゼミ生と現在合宿中で帯広からこの講義に来た」と明かし,生徒達に京都の大学の学びの広さを感じさせるものになりました。
 13日(木)には浪田陽子准教授が講義。「メディアリテラシーって何」というテーマで講義された。最初は「メディア」というものに当たるものはなんだろうという問いかけから始まり,その後BBCが放送したプログラムを題材にメディアとどうやってつきあっていくのかを考える興味深い物になりました。
 二人の先生が,共通して生徒に伝えようとしていたことに「ステレオタイプを捨てよう」ということがありました。浪田准教授は,「みんなが見ているドキュメンタリーでも,撮影する人が切り取った絵である。固定概念を捨ててメディアと向き合ってほしい」と講義されていたのが印象的でした。
 高大連携の今後について坂田教授は「プレエントランスディや,フィールドワークでの附属校との連携について今までとは違う形に共に挑戦していきたい」と話してくれました。これからの高大連携にご注目下さい。

(講座担当:細川典敬)