11月15日(木)に北海道大学遺伝子病制御研究所の清野健一郎先生の講義が高校2年生に向けて行われました。
この講義は,北海道大学の「国民との科学・技術対話」のなかで,北海道新聞社の協力を得て,本校との連携企画として実現したものです。本校ではConnect Your Roadと銘打ち,5つのプログラムが実施されます。清野先生の講義はその第1回目でした。
清野先生の講義の演題は「臓器移植や再生医療のことを学び,自分の生き方について考えてみよう」と題し,ご自身の出身から,消化器外科医時代のご経験を話され,なぜ免疫学を学ぶことになったのかということにつながっていきました。移植医療に関する普段見られないような写真や,受精卵から作られるES細胞,また,先日ノーベル医学賞を受賞された山中教授から直接いただいたという本物のips細胞も全員の生徒が見ることができました。事前学習で提出した山中先生のips細胞の論文に関する生徒の提出物にも丁寧にすべて解答していただきました。