1月12,13日に，室蘭工業大学で行われた「第19回室蘭工業大学学長杯争奪ロボットサッカーコンテスト」に，高校と中学の自然科学部の3チームが参加しました。
　中学校の自然科学部からは，クラスA（有線リモコン）に2チームがエントリーして，10月からロボットを作成し，当日は4名の生徒が参加しました。結果は，1つのチームが1勝1敗ともう1つのチームが0勝1敗1引き分けで，どちらも決勝トーナメントへは進めませんでした。
　しかし，学校に戻ってから，そのうちの1つのチームが「室蘭工業大学生活協同組合理事長賞」を受賞したことが分かり，賞状と副賞が送られてきました。当日，参加できなかった部員も含めて，自然科学部のみんなで喜び，来年こそは決勝トーナメントに出場できるよう，今から研究をしていくことにしました。

　高校の自然科学部物理班からは，クラスB（無線リモコン）に1チームがエントリーしました。初めてのクラスB出場で，基本構想を9月から温めて部品を用意し，12月の定期考査終了後から一気に組み立て作業をして完成させ操作練習をして試合に臨みました。残念ながら予選リーグで敗退しましたが，クワガタ虫の大アゴに似た腕でボールを確保するアイデアで，他の出場ロボットとは異なる構造が評価されてデザイン賞を受賞しました。
　来年は今年の反省を活かし，確実な得点と相手のゴールを防ぐシステムを構築したいと考えています。