1月25日（金）3・4時間目，高3Rコースの生徒（LA＋JBアジア学）を対象に，国際協力を考える学習会を開催しました。ゲスト講師は，JICA札幌（国際協力機構）の田中肇さんです。
　今回の特別授業は，世界の国を使った連想ゲームのアイスブレーキングでスタートし，開発途上国の現状や，開発途上国支援の意義・目的・日本の果たす役割について解説していただきました。
　また，授業の後半では，田中さんが青年海外協力隊員として派遣されていた，中央アジアのウズベキスタン国内の様子や，イスラーム圏の文化の違いに加え，実際に田中さんが関わってきた観光開発支援プロジェクトの様子について，体験談をまじえてお話をしていただきました。
　今回の特別授業には，学校設置科目の『観光開発講座』や『アジア学講座』を受講している生徒も多数参加していましたので，自分たちの1年間の学びをまとめる良い機会となったと思います。
　また，「世界に通用する18歳」を掲げた慶祥高校を巣立ち，間もなく社会に飛び出そうとしている参加者全てにとって，今回の機会が，いつか「国際協力」に興味を持った際の入り口になれば良いと思います。
　100分にわって，国際協力やウズベキスタンの様子を丁寧に伝えていただいたゲストの田中肇さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

文責：JBアジア学担当　山口　太一