去る1月25日からコミュニケーションワークショップが始まりました。
この事業は,立命館慶祥中学校が文部科学省から
【平成24年度児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験】
(「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」)の指定を受け,
これまで地元劇団員の方々とともに,中3で,実施してきました。
後半は,中2生徒が対象で,
東京から柏木陽さん(演劇百貨店)を招聘し,
コミュニケーションワークショップに取り組みます。
地元劇団の
清水友陽さん・弦巻啓太さん・横山勝俊(札幌座)・
中塚有里さん(WATER33-39)
田中春彦(劇団ひまわり)
のみなさんが,サポートしてくれます。
すごく豪華なワークショップが実現しました。
内容は,コミュニケーションゲーム・シアターゲームと言われるもので,
あいさつやじゃんけん,押し相撲そして,人数で,集まるゲームをします。
ゲームを通じて,他者との関係性が見えてきたり,
他者と組むことで,人との距離感が浮き彫りにされたりします。
中2に先立って,開催されたプレ・ワークショップには,
高3立命館IRコースの生徒たちが参加しました。
その感想には,
「こんなにおもしろい授業があるのか!」
「意外性・発想の広がりがおもしろかった」
「言葉がなくても体を使って,伝えることができる」
「身体は言葉よりも深く相手とつながることができる」
「留学生2名も参加し,言葉の通じないもの同士意思の疎通には動きが必要」
など,わずか2時間でしたが,
楽しみながらも,
コミュニケーションワークショップに強い関心と興味を抱いたようでした。
ワークショップ後,
柏木さんと劇団のみなさんは,
高3表現特講の劇団イナダ組稲田博さんの授業を参観しました。
2月5日の卒業公演をめざして,がんばる生徒たちを激励されました。
今後の日程は,
中2は,2月7日,25~28日に,ワークショップを開催します。