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中3 平和学習「第4回 明日を語ろう ~地球市民のつどい~」







 立命館慶祥中高では,6ヵ年の学校生活のあらゆる場面で「平和学習」を実施してい ます。 中学3年生では,例年,今までの学習の成果(獲得した知識・発表スキル)を発揮でき るこの時期に平和学習を行い,「平和を考える1ヶ月」を過ごしています。
 今年度は,1月17日(木)のガイダンスを皮切りに,1月24日(木)の第1回クラス内 発表(テーマ「戦争がなければ平和といえるか」),からグループ活動を開始。 自分たちでテーマ設定や調査研究を続けながら,2月21日(木)の「明日を語ろう ~ 地球市民のつどい~」の開催となりました。
 今年で4年目を迎えるこの集会では,生徒の学習成果の発表や,ゲストをお招きして, 平和をテーマにしたパネルディスカッションを開催しています。

 5時間目の各HRでのクラス内発表では,自分たちの主張を,スライドを使って上手に 説明することができていました。 今回,各HRに割り当てられたテーマは,中学生にとって難易度の高いものばかりでした が,見学してくださったゲストの方々からも,中学生ならではの常識にとわわれない発 想や,大学生並みの主張,発表姿勢に対して評価の声をいただきました。
 また,6時間目のパネルディスカッションでは,4名のゲストの方々の世界を見る目 や,平和の定義を考える視点。 ご自身の国際経験や平和にまつわるエピソードについて,様々なお話を聞くことがで きました。 世界に通用する18歳をテーマにかかげ,挑戦を続ける11期生にとって貴重な学習機会 になったと思います。 今回,本プロジェクトに御参加いただいたゲストの皆様。本当にありがとうございま した。 また,1ヶ月に渡り研究を続けてきた11期生のみなさん。お疲れ様でした。 しかしながらみなさんは,世界を知り,平和を考え,構築できるよう主体的に行動する 地球市民への階段をのぼっている途中にすぎません。 これからも,多くを知り,多くを学び,ちがいのわかる地球市民を目指していきましょ う。

文責:山口太一(社会科)

(※)今回の各HRの研究テーマとゲストの方々は以下のとおりです。

【テーマ】
1組「平和憲法を持ち,平和国家を自称する日本ですが,日本は本当に平和と言えます か?」
2組「緊迫した東アジア情勢。中でも,日中間の領土問題を平和的に解決する方法を考 えてみよう。」
3組「世界の平和のために中高生だからできることはなんでしょうか?」
4組「戦争の原因,被害は何でしょう?また,戦争を防ぐにはどうすればよかったか,過 去の戦争を振り返ってください。」

【ゲストの皆様】
弁護士 札幌弁護士会法教育委員会副委員長
 林千賀子 先生
立命館大学文学部教授現代東アジア言語・文化専攻
 上野隆三 先生
江別 篠津農場 青年海外協力隊セネガルOG
 西脇佳代 先生
立命館慶祥中高 社会科教諭 高3学年主任
 箭内 健 先生