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中学 金城美穂さん(3年生) スマイルとうほくプロジェクトに参加




 5月25日(土)・26日(日)の2日間,中学3年生の金城美穂さんが,スマイルとうほくプロジェクト「写真で綴る,被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」に北海道代表として参加し,宮城県石巻市の被災地を取材してきました。
 「写真で綴る,被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」は2014年3月までの間,被災3県を除く44都道府県から選ばれたプロジェクトの主役となる中学生が,ナビゲーター役のロザンさん,フォトジャーナリストの安田菜津紀さんとともに被災地を取材する活動です。
 25日(土)は仙台駅近くの河北新報社さんで,一緒にプロジェクトに参加する他県の中学生やフォトジャーナリスト安田菜津紀さんとの顔合わせ,取材先についての説明,カメラの使い方や写真を上手にとるためのポイントの説明等が行われました。
 26日(日)は,仙台市からバスに乗り,石巻市内3ヶ所の取材先を訪ねました。
 最初は,蛤浜にあるcaféはまぐり堂 亀山貴一さん。ここでは海の怖さと素晴らしさ,そしてなにより自分のふるさとを愛する強い気持ちを聞くことができました。次の取材先は,山徳平塚水産 平塚隆一郎社長。津波により被害を受けたあと,ライバル同士だった他の水産加工会社同士が力を合わせたことで,復興へ向けた道のりを進み始めることができたということを話していただきました。最後の取材先は,漁業生産組合浜人 阿部勝太さん。ここでは実際に襲ってきた津波の大きさを伺いました。また,被災前までは先輩から受け継いできた昔ながらのやり方を貫いてやってきたが,被災したことにより消費者の声を聞き,消費者のニーズに合わせたものを提供しようと変わることができたというお話も伺うことができました。
 どの取材先でも,つらく悲しい出来事が多くあったにもかかわらず,地震と津波による大きな被害を乗り越え,様々な逆境さえもチャンスに変える気持ちや,ふるさとを愛する気持ちの強さを感じました。
 今回のプロジェクトで実際に取材した金城さんの取材レポートや取材先での様子は,今後,北海道新聞の紙面やスマイルとうほくプロジェクトホームページにて,公開される予定です。

スマイルとうほくプロジェクト 公式ホームページ
http://smile-tohoku.jp/