8月23日(金),この日は大分県にキャンパスがある立命館アジア太平洋大学(APU)からゲストをお招きして,高大連携授業と放課後説明会が行われました。
3・4時間目,高校3年JBコース選択「アジア学」には,昨年に引き続き,APUの淵ノ上英樹(ふちのうえ ひでき)先生をお迎えしました。
授業のテーマは,「平和構築を考える」です。前半戦は,平和の定義とは何かを考え,平和構築のために考えられる手段を淵ノ上先生から習いました。
後半では,「平和構築と法の支配」をテーマにすえて,矛盾がもたらす対立を乗り越えるために理解しておきたい,法の支配の概念についてお話いただきました。
受講生からは,難しいけど面白い。勉強するモチベーションが高まったなど淵ノ上先生との出会いから大いに刺激を受けた様子が伝わってきました。
講義の最後には,「スノーデン事件 アメリカ強制送還の是非を考える」というテーマで宿題が提示されました。
生徒にとって,国際感覚を養う上で最適な「問い」だと思います。次回授業で行われる発表が楽しみでなりません。
また,放課後にはAPU4回生の末永侑(すえなが ゆう)さんをお招きして,APUに興味のある生徒を対象に,放課後説明会を開催しました。
末永さんからは,APUの学校紹介のみならず,大学生として学ぶ意義やAPUマインドのご紹介がありました。
末永さんご自身の国際色豊かな学生生活の様子は,説明会参加者にAPUの魅力を存分にPRできたと思います。
淵ノ上先生,末永さん慶祥へお越しいただきありがとうございました。
「アジア学」担当者 山口太一