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高校 SSH韓国研修の報告1(1/24-25)





 昨年に引き続き,SSH海外研修の1つとして,「SSH韓国研修」が 行われました。今年度は,1月24日(金)から28日(火)まで, 4泊5日の日程で実施されました。
 韓国の訪問地は,本校の姉妹校である安養外国語高校と 国立果川科学館などです。24日(金)の朝7:10に新千歳空港に集合 した生徒9名は,飛行機で韓国の仁川空港に到着し,バスで約1時間 移動して安養外国語高校に到着しました。安養外国語高校にて, 歓迎式があった後,それぞれのホスト生徒とともにホスト家庭のもとへ 分かれて行きました。
 翌日25日から,安養外国語高校の理系の授業が始まりました。最初は 数学の「魔法陣」に関する授業です。たてよこ3マスずつの正方形があり, そのマスの中に1から9までの数字を1回ずつ入れて,たて・よこ・斜めの マスの数字の合計が同じになるようにするにはどうしたらよいか,という 問題を数学的に解いて行きます。生徒にとって考え方は難しかったですが, 面白く興味を持って参加していたようです。
 午前の2時間目の授業は,化学の「アスピリンの合成」でした。 サリチル酸と無水酢酸から頭痛薬の原料であるアスピリンを合成しました。 今回参加した生徒は全員が一年生だったので,まだ学習していない範囲で したが,1つひとつの手順を分かりやすく説明されていたので,韓国の 生徒と協力して合成することができました。
 昼食の後は,合成したアスピリンを分離して,あとで収率を計算する ために乾燥させました。
 この日の3時間目の授業は,化学の「ヨード滴定によるビタミンCの分析」 でした。こちらも,まだ習っていない範囲で,酸化還元理論も難しいところを 丁寧に説明していただき,なんとか理解して実験を進めることができました。 実験の結果をもとに,それぞれのグループに課題が出され,それぞれ韓国語と 日本語で説明するように,と指示が出されていました。