2月5日（水）6時間目に，高3の立命館SSの生徒32名と，来年度のSSコースを志望する高2生徒20名を超える生徒が，学年間交流説明会を行いました。
　立命館SSの高3生がこの1年間に取り組んだ「SS課題研究」の内容について，研究のこれまでの成果とこれからの課題，研究の進め方などを高2生に伝えました。高3生は今年度の16テーマごとに自分たちのブースを設置して高2生を待ち受けます。高2生は思い思いに興味のあるブースを訪れて研究を行った高3生からの説明を受けたり，質問をしたりし，1回10分ほどで計4回のブースを回りました。
　立命館SSで行う「SS課題研究」では，自然科学やそれらを活用した技術について，生徒自らが課題を発見して解決方法を検討し，それを実行して結果を明らかにします。さらに，その成果を論文や口頭発表・ポスター発表などで記録に残して他者に伝えることを行います。これら一連の取り組みをとおして大学で主体的に学び，課題意識を持って先進的な研究を進める「研究力」を養います。
　「SS課題研究」は先輩の研究テーマを引き継ぐ場合もあれば，新たなテーマを設定して行う場合もあります。SSコースを希望する高2生は，これから1年間にわたって自分が取り組む研究について，テーマをどのように決めていくのか，研究をどのように進めるのか，その心構えを整えていた1時間でした。