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高校 十勝バス社長 野村文吾氏をお迎えして~はみだせ青春~





 4月26日(土)に春の講演会2014が実施されました。今年の講師は,「KACHI-BUSの奇跡」として多くのメディアに取り上げられている十勝バス社長野村文吾氏でした。野村さんは,ご自身の体験から高校生に挑戦すること,愛すること,信じることを演題である黄色いバスの奇跡の実例からに沿って丁寧にお話をしていただきました。慶祥恒例の質疑も30分手が上がらない時間がないほどの質問がでて,控え室にもまだ聞きたいと生徒達は押し寄せていました。これからも立命館慶祥は「ほんもの」を追求し,生徒達に「ほんもの」を見せるために全力をあげて取り組んで参ります。

(生徒の感想から)
 私は3歳から8歳までの5年間,十勝の足寄町で育ちました。もちろん十勝バスのことも知っていました。この講演会があることは私にとっても楽しみでした。それ以上に両親も楽しみにしてくれました。強みを生かす,大きな夢を持つ,勇気を出して一歩を踏み出すこと,たくさんのことを改めて私にとって大切なことを心に刻んでいただきました。積極的に行動して,自分の限界を知り,誇りを持てるようにこれからも努力し続けます。(高2)

 会社のトップに立つ人は,正確な指示と厳しい姿勢を大切にしている者だと思っていたので,「愛すること」を何よりも大切にしていると聞いたとき,どういうことかと驚きました。野村さんのお話の通り,相手を立てて,愛し,尊重すると言うことは,自我を押し殺しているようにも聞こえます。しかし,本当は受け入れることを通じて新しい価値観を生み出すと言うことでした。新しい価値観が生まれれば,今まで1つの角度のみから見ていた物事を別な視点から捉え,滞っていた作業や行き詰まっていた企画にもよい風を吹かせられることを知ることができました。私は他人の意見をもっと大切にしようと思いました。家族や友達も今まで以上に愛することが私の人生も豊にするものだと信じることができました。(高2)

(研究部長:細川 典敬)