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高校 SSH アメリカ合衆国ハワイ海外研修報告-3




 5日目 (7/25)
  この日のテーマは「How can working together, drawing upon our collective strengths and talents, propel our community and us to new frontiers?」
  23.4 DegreesのBrewer先生による,リーダーシップワークショップがありました。自分は何を考え,他人は何を意識しているのか。問題が解決できないのは解決策が無いのか,それとも解決策を実行できないのか。高校生ではあまり考えたことが無いことですが,次世代の科学の進歩を担う高校生に大きなヒントを与えてくれました。
  5日間にわたる交流を通して本校の生徒の様子も変わってきました。自然と質問や意見をする姿がみられるようになりました。与えられた知識を覚えて使うだけでは十分でない,他の仲間たちと力を合わせるために何が必要なのか。はっきりと言葉にできないけれど感じ取ることはできたようです。
  昼食時には昨日の研究発表の内容をまとめたポスターを前にして,自分たちの取り組みをしっかりと伝えていました。





 ハワイ海外研修を終えて
  プログラム時間外の彼らの様子をご覧ください。食事のほとんどはハワイ大学ヒロ校の学食で頂きました。食事のときが一番自然な姿なのでしょう。楽しそうに他国の生徒と談笑していました。そして、本校から参加した3人は生物好きです。時間があればハワイ島の動植物を追いかけていました。
「たくさん友達ができた」
「生物以外の分野にも興味が持てた」
「議論するのが楽しかった」
  生物が専門の3人だからこそ、本人たちにとっても他の参加者にとってもよい刺激になりました。はじめは戸惑いがあったようですが,研修を通して学べたことは大きな成長につながりました。
  各日に設定されているテーマに明確な答えはありません。各国の人たちと考えることができたことが,この集まりの成果ではないでしょうか。多くの人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。