8月2日（土）～8日（金）の日程で，東京の有明コロシアム，有明テニスの森公園を会場として，平成26年度全国高等学校総合体育大会テニス競技大会，第71回全国高等学校対抗テニス大会，第1０4回全国高等学校テニス選手権大会が実施され，立命館慶祥高校女子テニス部からは，全道大会個人戦女子シングルスで出場権を獲得した中川理奈（2年生）が参加してきました。
　大会期間中，東京は日中35℃前後の猛暑，夜も30℃を越える日が続いていました。1回戦の相手は，なんと第2シードの選手！優勝候補の一角にいる地元東京の強豪で，総合開会式では選手宣誓も務めた選手でした。中川は初出場のチャレンジャーとして，1ポイントでも多くもぎ取って勝利に近づいていこうと考えて，練習を積んできました。また，現地では，全国から集まったインターハイ選手たち（宮城県，愛媛県，富山県，滋賀県の選手）と練習試合を重ね，心技体の充実を図るとともに，暑さ対策も十分に行いました。
　そして，いよいよ緊張の1回戦，少し硬さはありましたが，冷静に試合に入りました。1ゲーム目をサービスブレイクされ，2ゲーム目にブレイクバックし，1－1となった直後，対戦相手が負傷による途中棄権を申し入れてきたため，中川の勝利となりました！どのような形であれ，初出場での1回戦突破です！2回戦では大阪の選手と対戦し，粘りと打ち合いの攻防が続きましたが，中川のエラーが多かった分，差をつけられ，残念ながら敗退となりました。しかし，北海道代表としてしっかりと準備をし，本番で堂々と自分のベストを尽くしてくれたと確信しています。
　中川には，全国大会から得た一つ一つの経験を，今後の北海道における高校テニスの向上のために生かしてくれることを期待しています。
　今回のインターハイ出場に際して，様々な方面から協力してくださった方々，そして応援してくださった方々に深くお礼を申し上げます。今後もチーム一丸となって前に進んで行きたいと思います。