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高校 ロードボタタ国際交流(6)



 現地時間18日(木)はロードボタタ高校でのプレゼンテーションの2日目となりました。
 まず,8:30にはロードボタタ高校国際部の生徒たちと先生方が用意してくれた朝食をいただき,楽しく懇談させていただいた後,9:05の1時間目開始のベルとともに1日の活動が始まりました。
 一昨日と本日の2日間で.本間さんも栗山さんもそれぞれ計14回のプレゼンテーションと美術の実習2回を行いました。加えて,Dynax社でも各1回プレゼンテーションを行ったので,それぞれ15回のプレゼンテーションを行ったことになります。このプログラムはプレゼンテーションが中心のプログラムなので,例年にも増してプレゼンテーション回数の多い内容となりました。
 2人とも当初は原稿から目が離せないほど緊張していましたが,回数をこなすうちにどんどん原稿を見なくても大丈夫な部分が増え,アドリブを交える余裕も出てきました。時間の余裕を見ながら発表の重点箇所を柔軟に絞り込むなど,臨機応変な対応も身に付いてきました。クイズの出し方や賞品の渡し方の工夫,漢字を使って参加者の名前を書き表す活動の導入など,プレゼンテーションに参加者を引きつけるスキルもどんどん向上し,Janet Womack校長が見に来られた4時間目(ロードボタタ高校は90分4コマで授業展開している。)にはプレゼンテーションの精度とパワーも最高潮に達しました。
 プレゼンテーションに各自の貴重な授業時間を割いていただいた各先生方からは,中学校1年生で英語を学び始めてわずか3~4年の2人が素晴らしいプレゼンテーションを行っていることを高く評価し,素晴らしい英語力だとお褒めの言葉をいただきました。また,参加した先方の生徒たちも2人と一緒に記念撮影したり日本のことやそれぞれの学校のことについて積極的に情報交換するなど,一昨日にも増して交流を深めることができました。
 たて続けにプレゼンテーションを行う合間を縫って,11:00にはJanet Womack校長を表敬訪問し,本校から持参したプレゼントを手渡して感謝の意を表するとともに,短時間ながら親しく懇談させていただきました。校長ご自身がロードボタタ高校の卒業生で,すでに地域の複数の校長を歴任されている方です。多忙を極めており,校外での会議等も多いため,今日ようやくお会いしてご挨拶をさせていただくことができました。
 本日の内容を終了して解散する頃には,本間さんも栗山さんも達成感と自信に満ちた素晴らしい笑顔を見せながら,それぞれのホストファミリーの元へと戻っていきました。
 2人には今回得た貴重な経験を持ち帰り,本校での今後の学校生活の中で,大いに力を発揮してもらいたいと思います。
 翌日は帰国前の最終日。世界遺産モンテチェロなどでの研修を行うことになっています。

(引率:佐藤 毅己)