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中高 運動系クラブ生徒対象の「応急手当&普通救命講習」を実施







 運動に関わる事故や急病は,いつ,どこで起こるかわかりません。そのようなときは,その場に居合わせた人のいち早く正しい応急手当が,傷病者の救命やその後のケガの治り具合に大きな影響を与えます。そこで,日常的に運動に関わる運動系クラブの代表生徒に,正しい応急手当の知識と技術を身につけさせたいということから,12月25日,26日の2回に分けて,「応急手当&普通救命講習」を実施し,合計58名の中学生・高校生が参加しました。
 2日間ともに,養護教諭から日常的に起こりやすいケガに対する「応急手当講習」と,江別市消防本部の方を講師に招いてAEDを使用する心肺蘇生法を中心とした「普通救命講習」を行いました。「普通救命講習」では,最初のうちは手順の書かれた紙を見ながら心肺蘇生法を行っている生徒たちも,練習を重ねるうちにスムーズに行えるようになり,特に保健の授業で習ったことがある高校生や,過去にこの講習を受けたことがある人の中には上手な生徒がたくさんいました。約3時間半という長時間の講習でしたが,参加した生徒達は最後まで真剣に取り組んでいました。終了後には,江別市消防本部の方から救命技能を有することを認定しますということで,「市民救護士講習修了証」が全員に手渡されました。

<生徒の感想>

  • ・講習を受けて,いろいろなケガについての応急手当を知ることができました。(中略)以前,市電の中で倒れた人がいたけど何もできなかったので,今回教えてもらったことを次にそういう人に会ったらやりたいと思いました。(中学女子)
  • ・自分にできるのか心配だったけど,丁寧に教えてくれたので自分にもできました。なので,心肺蘇生法が必要な場面にあったら積極的に行動したいです。(中学男子)
  • ・部活の代表として来たので,自分だけで終わらせるのではなく,部にも広めて,誰がどのような状況になってもできるようになればすばらしいなと思います。実際にやるのは難しいと思うのですが,勇気を出して自分にできることを最大限にやれればいいなと思います。(高校女子)
  • ・救命について実際にあった出来事,例を交えて教えてくださったので,自分の中の救命についての不安を取り除くことができ,自信がつきました。(高校男子)
  • ・心肺蘇生法はただやるだけではなく,声を使ったり,周りの人と協力することが大切なのだと思いました。(高校男子)