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日本初「立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム」3日目







 研修3日目。昨日の寒さが過ぎ去り,今朝は小雨が降る暖かい日となりました。本日はいよいよハーバード大学のキャンパスを訪れる日,生徒は興奮を抑えきれません。寮から地下鉄で移動し「HARVARD」の駅まで移動,いよいよ世界最高峰を目の当たりにする瞬間が訪れました。駅にはハーバード大学の3回生Shane君が出迎えてくれました。一緒にキャンパスを見学しながら,ハーバード大学の歴史と魅力,そして「無理だと思ったら扉は開かない。絶対に諦めないで挑戦することが大切だ」と伝えてくれました。
 午後は,ハーバード大学の学生による特別講義を受講しました。3回生のMimiさんは「Amazing Animals」と題して,地球上の特殊な生き物について生徒と言葉を交わしながら一つ一つの特徴を魅力的に伝えてくれました。同じく3回生のTiphanieさんは「Langage Sounds」という音韻学に関する学問について,International Phonetic Aiphabetを紹介してくれました。講義の後には生徒からたくさんの質問を受けましたが,一つ一つの丁寧に答えてくれました。そのなかでも,「ハーバードの学生が人とのコミュニケーションを大切にしているのは,ハーバード大学は誰かのために役に立てる人間を育てることが教育の根幹となっています。だから,本やパソコンから得られる知識以上に誰かとコミュニケーションをとる時間を大切にしています。」と話してくれました。
 夕食には明日訪れる予定のマサチューセッツ工科大学(MIT)に通う前田君と副島君の2人の日本人学生を迎え,メキシコ料理を食べながら情熱的に熱い気持ちを生徒たちに伝えてくれました。
 ある生徒の本日の感想です。「自分の今の環境がどれだけ恵まれていて,その時をどれくらい自分のため誰かのために使えているのか考えると,無駄にすごしている時間が多い気がして惨めに感じてテンションが下がった」そして,次のように続きます。「でも,こうやって気付けたことが今日の小さな幸せのひとつである。」