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日本初「立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム」4日目







 研修4日目。屋外施設見学の多い日なので,天気が晴れてくれて良かった。生徒全22名は今日も元気に研修に参加してきました。
 午前中はメージャーリーグ(MLB)の名門球団Boston Red Sox本拠地で,MLBで使用されている球場では最も古い歴史を持つFenway Parkを訪れました。非常に高い左翼の壁,右翼スタンドにあるたったひとつの赤いシートの理由だけでなく,球場に関するいろいろなお話を聞くことができました。
 午後はマサチューセッツ工科大学(MIT)を訪れました。MITはアメリカのエリート大学の一つであり,数多くのノーベル賞受賞者を輩出している名門校です。MITには全学部生のうち日本人学生がたった4人しかいません。昨日はその日本人学生のうち2回生の副島君と1回生の前田君の2人と夕食を共にしているので,MITへの関心は最高潮です。キャンパスが近づくとMITの3回生Jessicaさんが出迎えてくれました。私たちの質問に丁寧に答えながら,いろいろな施設を案内してくれました。ハーバード大学とは異なる雰囲気を生徒は感じていました。日本人学生の前田君もキャンパスを一緒に巡ってくれました。前田君はその後の寮に戻ってからの夕食とアクティビティーまで生徒ともに過ごしてくれました。MITの学生とこんなにも多くの時間を一緒に過ごすことができるのが,このプログラムの魅力です。
 ハーバード大学やMITの学生と直接話ができることは生徒に大きな刺激となっています。「みなさん共通して言います。"高校時代は自分の好きなことに熱中しなさい。大事なのは情熱です"…と」「何をするにも挑戦しないと見えてこないんだなと感じた」「学生は"勉強"だけ毎日しているのではなく,ボランティアはもちろんバイトも友人とのコミュニケーションもやりたいことをしている」少しずつ何かが見えてきているようです。