• HOME
  • What's New
  • 日本初「立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム」6日目

What's New

日本初「立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム」6日目







 研修6日目。今日も良い天気です。外気温は0℃でもボストンの建物は暖房がしっかりしています。
 午前中は,マサチューセッツ工科大学(MIT)の施設,MIT museumを訪れRobotics Engineeringのワークショップに参加しました。日本でお馴染みお掃除ロボットのルンバはMITの研究者によって開発されたこともあり,ワークショップでは車輪のついたロボットを自分たちで入力したプログラムによってコントロールしながら様々な課題に挑戦しました。「まっすぐ前後に進ませる」「左右に曲げる」「停止させる」一つ一つは簡単な動きですが,正確に命令をしないと期待通りには動いてくれません。適切な命令をすることの難しさを感じながらも,生徒たちはグループで協力し,楽しみながら創意工夫を重ねて課題をクリアーしていきました。
 午後からはMITキャンパスに移動して,MITの先生による2つのプライベートレクチャーを受講しました。「Microbial invasion」と題して,Sara Cleto先生は身近に潜む微生物のお話をしていただきました。微生物は危険で体に害があるものばかりではなく,人間の生活にとって有益な微生物がたくさんいることをクイズをしながら楽しく説明してくれました。Ian Condry先生は「The Soul of Anime : Collavorative Creativity and Japan's Media Success Story」 という日本のアニメに関してお話してくれました。実際のアニメ映像も交えながら,日本のアニメの社会科学的な側面ついて分かりやすく説明してくれました。どちらのレクチャーも生徒からたくさんの質問がありました。専門的な内容への質問のため英語での表現がうまく伝わらないこともありましたが,生徒の積極的な質問に時間が足りないくらいでした。
 文系理系を問わず今日一日のプログラムはとても刺激的だったようです。新たな刺激を受けて,残り少なくなったプログラムへの意欲が一段と高まりました。