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日本初「立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム」7日目








 研修7日目。連日,天気も良く,今日は風も穏やかな過ごしやすい日でした。寮から徒歩で地下鉄の駅まで歩く,ゲートを通って目的の路線の地下鉄に乗車する,目的の駅で下車して徒歩で移動する,現地の公共交通機関での移動も毎日乗ればすっかり慣れたものです。今日は地下鉄でハーバード大学のキャンパスまで移動してプログラムに参加します。
 午前は,Havard Museum of National Historyを見学しました。事前に提示された,「toothy」「agile」「scaly」などの9つのキーワードにそれぞれに当てはまる展示を探していました。小さな昆虫から巨大なクジラや恐竜の骨格など,種類も大きさも観る者を圧倒するスケールです。展示物は生物だけでなく,たくさんの鉱石標本やGlass Flowers(ガラスで作られた植物模型)など,日本では見ることのできない貴重なものがたくさんありました。生徒は博物館にいる学芸員に話しかけながら興味深く観察していました。
 昼食はハーバード大学構内で各自好きな場所で好きな物を食べて午後への活力を養っていました。
 午後は,ハーバード大学のKathleen Molony先生に「Examining the Relationship between the US and Japan」についてお話ししていただきました。北海道の立命館付属校の生徒へのレクチャーということで,北海道とマサチューセッツ州の姉妹州,北海道七飯町とマサチューセッツ州コンコード町の姉妹都市,そして立命館大学のある京都市とマサチューセッツ州ボストン市の姉妹都市など,身近な話題も盛り込んだ内容に生徒たちは好奇心いっぱいに聴き入っていました。生徒の意欲が高すぎるあまり,レクチャーが終わってから質問の嵐でした。プログラムの移動時間になっても個別の質問は止みません。何とか区切りをつけて夕食へ向かいました。
 夕食にはハーバード大学の学生3名が同席。タフツ大学の学生も来ていただき,今晩は慶祥生22名と学生4名で賑やかな夕食会。ボストン初日は,緊張のあまり質問や会話ができなかった22名とは思えないくらい楽しそうに会話が弾んでいました。食事とは不思議なもので,お互いの距離を縮めてくれます。「ハーバード大学の学生と一緒にお食事」 そんな緊張感は全く感じませんでした。
 こんな充実しているプログラムも,現地で活動できるのは残りたった1日。慶祥生22名は最後まで全力で挑みます。