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中2 「リーダーズ合宿」を実施





 ゴールデンウィークの連休中である4月30日(木)・5月1日(金)の1泊2日で,中学2年各クラスのリーダー(常任委員・議長・副議長・書記及び生徒会役員),30名が集まり,リーダーズ合宿を行いました。
 現地集合で札幌市中央区にあるNTTセミナーセンターに集まったリーダーズは,早速ジャージに着替え,午前中1つ目のプログラムである「レクリエーション」に臨みました。
 レクリエーションでは,まず,クラスごとに分かれ,ホチキスと大量のA3用紙のみを用いてその紙を積み上げ,積み上げた高さを競うという「紙タワーコンテスト」を実施しました。
 レクリエーション後半では,教員も交じってのドッチボール。これから始まる本格的な研修プログラムの前に,リーダーズ同士の親睦を深めることができました。
 1日目の午後のプログラムから本格的なリーダーズ研修がスタート。最初の研修テーマは『自分たちが考えるリーダー像とは?』でした。
 まずは,吉川先生から,リーダーに求められている資質や慶祥のリーダーとして15期生に期待することを,お話しいただいた後,役職(常任委員・議長・副議長・書記)ごとにグループになり,リーダーとして求められていること,15期生のリーダーとしてどういう振る舞いをする必要があるのかなどを観点に,議論をしました。最終的には,学年やクラスひいては学校全体を動かすリーダーとして,ここに集まったリーダーズたちがブレることなく行動できるようにと「真志学年リーダーとしての行動指針10か条」をまとめて,研修テーマ1は終了しました。
 1日目の夜から2つ目の研修テーマ『どうする?!立命祭!~Beyond Imaginationの方策を考える~』の議論に入りました。
 ここでは,生徒会から提起されている立命祭テーマ「正義のミカタ」をクラスごとに解釈し,その解釈を表現する漢字1文字を決めることを目標に議論を進めました。
 どのクラスも就寝時間ギリギリまで議論を続け,完成までには至らないまでも,翌日の時間内に完成させられるメドもつき,話し合いを終えました。
 2日目は朝食後から昨日の議論の続きを再開。2つ目の研修テーマの終着点,「正義のミカタを漢字1文字で表し,想いをクラスに伝えるためのプレゼンテーションを考える」に向かって話し合いを続けました。そして,各々が考えたプレゼンテーションを披露し合い,それぞれの提案がクラスのみんなにしっかりと伝わるよう今後も工夫を続けていくこと,そしてお互いクラスでの発表を成功させようという思いを共有して,2つ目の研修テーマが終わりました。
 このリーダーズ合宿では,2つのテーマを議論しその結果を発表させることを通じて,リーダーとしてあるべき姿を共有し,リーダー間の結びつきを強めることで学年や学校全体をよい方向へと牽引する力を育成すること,他者を認める力やコミュニケーション能力を向上させることを目的に毎年,中学2年生で実施しています。
長時間に及ぶ議論は,集中力も途切れ,体力も限界に近づき,大変きついものであったと思います。しかし,その大変さから逃げ出すことなく,時には,集中力が途切れ議論に取り残されそうになった仲間を励ましながら,15期生のリーダーズたちはこの合宿をやり遂げました。このリーダーズたちのチームワークがあれば,真志学年15期生は,間違いなくいい方向へと進んでいくであろうと確信しました。
 保護者の方々のご理解とご協力,ならびに多くの関係者の方々の力添えがあり,今年度のリーダーズ合宿も充実した研修となり終えることができました。ありがとうございました。