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高校女子テニス部 高体連全道大会で団体戦・個人戦ダブルスともに3位入賞!








 6月9日(火)~12日(金)の日程で,旭川市の花咲スポーツ公園テニスコートを会場として,第55回北海道高等学校テニス選手権大会が開催されました。
立命館慶祥高校女子テニス部は,昨年に引き続き,全道大会団体戦で3位入賞を果たすことができました。テニスのプレーだけではなく,普段の生活面においてもチームを牽引してきた3年生の酒井真,桐木,中川,川内にとって最後の夏でした。
 高体連地区大会ではシードを落としたため,今回の全道大会団体戦はノーシードからのスタートとなりました。1回戦,2回戦ともに3-0で勝ち上がることができましたが,相手はともに他の地区の素晴らしい強豪校,スコアとは裏腹の本当に気の抜けない苦しい試合の連続でした。しかし,3年生はこれまで培ってきた泥臭いテニス,あきらめないテニスを体現して勝利を手にしたのです。ダブルスで川内・桐木ペアが大声を出してチームに勢いをつけ,シングルス1で中川が各チームとのエース対決で真っ向勝負し,シングルス2で部長の酒井真がチームの全てを背負って最後の最後まで粘りきるというチーム編成で全道大会団体戦に臨んでいました。
 準々決勝では,これまで札幌支部で,ともにしのぎを削ってきたライバル校との戦いとなりました。どの試合も,どちらが勝ってもおかしくないような接戦の連続。ダブルスの川内・桐木ペアは,会場全体に響き渡るような声を出して,粘り強い精神力と気合を前面に表現して接戦を勝ち切りました。シングルス1では,中川が苦手とする相手のエースに,劣勢のスコアからも決してあきらめない試合を展開し,最後には大逆転で勝利を収めました。結果,2-0で準決勝進出となりましたが,やはり立命館慶祥高校テニス部らしい,チーム力による勝利だったことに間違いはありません。
 3年生の彼女たちが最後の大会で悔いなく全力を出し切るために,後輩の2年生,1年生も本当によく頑張りました。特に,大会会場に同行した2年生の渡部,櫻田,酒井優,渡邉は献身的に3年生をサポートしていた姿が印象的です。今後の1,2年生の成長が本当に楽しみです。
 個人戦ダブルスでは,中川・酒井真ペアが第5シードからスタートし,上位シードペアを破って準決勝まで勝ち進み,見事に3位入賞を勝ち取ることができました。また,個人戦シングルスでは,中川がベスト16に入りました。
 残念ながら,団体戦,個人戦ともに惜しくもインターハイ出場権を獲得することはできませんでしたが,これまで努力し続けてきた自分たちの力を出し切ったことは確かです。立命館慶祥高校テニス部における貴重な経験を今後の人生に生かしていってほしいと願っています。
 今大会においても,連日応援のために遠く大会会場まで足を運んでくださった家族の方々や卒業生に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)