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中高 南極教室が開かれました



 8月27日(木)16:00より,「南極教室」が本校アッセンブリールームで開かれました。南極教室とは,国立極地研究所が主催する事業で,学校と南極昭和基地を回線で接続し,生徒が南極の観測隊員と会話や質疑をしながら南極や南極観測について学ぶというものです。今回は,越冬隊員として現在昭和基地で勤務している及川欧隊員(及川先生は医師として参加されています)が本校生徒の保護者でもあることから,企画が実現しました。
 iPad miniで接続された映像は鮮明で,アッセンブリールームの大画面に投影された昭和基地の様子は迫力にあふれ,中1から高3まで,会場に集まった150名ほどの生徒の注目を集めていました。
 また今回は,南極との中継終了に引き続いて,特別ゲストとして立命館大学生命科学部教授の今中忠行先生から楽しいお話がありました。今中先生は,超高温・超低温など極限環境に生息する微生物を研究テーマとされており,南極観測隊員(第46次)としてのご経歴もお持ちです。今中先生ご自身の南極でのご経験のお話や,本校生徒との質疑応答を通じて,遠い南極がぐっと身近に感じられる90分になりました。

(文責 金原有史)