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高校女子テニス部 新人戦地区大会で団体戦ベスト4!~全道大会出場権獲得~










 8月29日(土),30日(日),9月5日(土),6日(日)の日程で,札幌啓成高校テニスコート,札幌稲雲高校テニスコート等を会場として,平成27年度札幌支部高等学校秋季テニス大会が開催されました。
 数々の輝かしい戦跡を残し,この夏に引退した3年生を引き継いだ1,2年生にとって,高体連主催大会のデビュー戦となった新人戦は,苦戦を強いられると覚悟はしていましたが,やはり大会最終日まで本当に苦しい戦いの連続となりました。ジュニア時代からのテニス経験者がおらず,高体連ランキングポイントを持っている選手も全くいない状況でどのように団体戦を戦っていくか。6~8月はとにかく選手一人一人の試合経験値を高めることに主眼を置いて取り組みました。そして,それに並行して効果を上げたのが,引退した3年生達,川内,酒井真,中川,桐木の後輩達への指導でした。彼女達のチーム愛には感謝せざるを得ません。
 これら全ての積み重ねが実り,団体戦では参加37校の中で見事ベスト4に入り,全道大会への切符を手に入れることができました。全くの初心者で入部してきた部長の渡部は,普段の生活だけではなくテニスでも部員達を引っ張っていく力を持ち始めてきました。今大会の団体戦ではダブルス・シングルスの両方でチームを鼓舞する素晴らしいプレーを見せてくれました。副部長の櫻田は新チームのエースとしてメンタル面も成長し,団体戦だけではなく個人戦シングルスでもシード選手を破ってベスト16に入るなど,結果を残しました。また,酒井優,渡邉は怪我の影響もあり本来のコンディションで大会に臨むことはできませんでしたが,いつも大声を出し,ベストを尽くすプレーで仲間達に勇気を与え続けてくれました。
 1年生の宮部は団体戦レギュラーとして全試合に出場し,闘志あふれるプレーに他校からの賞賛も聞こえてきました。鈴木は身体能力を生かしたダブルスで準々決勝の勝利に大きく貢献しました。岸は1年生とは思えないほど落ち着いた試合運びで勝利を重ね,貴重な頼れる存在として活躍しました。野坂は団体戦第1シード校に勝利するなど自信をつけるとともに大成長を遂げており,今後が楽しみです。藤森,日下,片山,川口は今大会では選手としての出場機会がありませんでしたが,毎日,朝早くから大会会場に集合し,よい表情でチームを献身的に支えてくれました。
 個人戦では,残念ながら全道大会出場権を獲得することはできませんでしたが,ダブルス・シングルスともに本校からの出場選手全てがシード選手まで勝ち進むことができたのは立派でした。選手達のこれまでの地道な努力に拍手を送りたいと思います。
 しかしながら,勝負はこれから。新人戦全道大会は10月5日(月)~8日(木)に,全国選抜大会出場を目標として旭川市の花咲スポーツ公園テニスコートで行われます。個人戦に象徴されるように,我々がまだまだ大いに「未熟」であることに変わりはありません。改めて周りの人たちへの感謝,テニスができる環境への感謝をするとともに,今後の全道大会までの期間に悔いのない練習を継続しようと考えています。我々に失うものは何もありませんので,全道大会では思い切って戦ってきたいと思います。
 今大会においても,連日選手たちへの応援のために遠くから大会会場まで足を運んでくださった家族の方々や,引退した先輩達,さらにはその家族の方々に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。
 また,現在立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)