10月2日~6日にかけて和歌山県紀三井寺運動公園陸上競技場において,平成27年度国民体育大会が開催されました。
この大会に北海道代表選手として,本校から3名の選手が選ばれ素晴らしい成績を残すことができました。
少年女子A400mHに出場した林理紗さんは,予選を2着で通過し,準決勝は粘りの走りをみせ見事に決勝進出を果たしました。決勝では夏の高校総体決勝に進出した選手が6名いる中でのレースでしたが,最後まで諦めることなく走りきり,59秒31の北海道高校新記録(25年振りの更新)のタイムで3位に入賞しました。400mHを本格的に初めて2ヶ月で全国入賞するという快挙を成し遂げてくれました。
少年女子A100mに出場した清野ひかりさんは,予選を12秒18の好タイムで通過し準決勝に挑みましたが,今年度の100mはレベルが非常に高く,残念ながら決勝には進めませんでしたが,リレーに向け弾みがつく走りでした。
少年男子A400mに出場した伊深愛生君は,400mに出場するのは3レース目ですが,それを感じさせない走りで予選,準決勝を1着で通過し決勝進出を果たしました。決勝では,ラスト追い上げましたが僅かな差(胸の差)で優勝は逃しましたが,400mでの初めての全国で2位という素晴らしい結果でした。
最終日に行われた成年少年共通400mRでは,女子は2走の北風さん(ハイテクAC)からバトンを受けた3走の清野さんがアンカーの世界選手権代表の福島さん(ハイテクAC)にしっかりつなぎ2位に入賞することができました。男子は伊深君が2走を走り,3走の卒業生の小池君(慶応大学)につなぎ,アンカーのオリンピック銅メダリストの高平選手(富士通)が前を走っていた神奈川県の選手を抜き見事3位に入賞することができました。
今大会出場した3選手全員が上位入賞する快挙を成し遂げることができました。
この様な結果を残すことができたのは,今大会と同じ会場で行われた夏の高校総体での悔しさから,たくさん努力した結果だと感じています。また,多くの皆様からのご声援,ご指導があり選手は頑張ることができました。この結果に驕ることなく,感謝の気持ちを忘れず今後も努力したいと思います。
来週は今年度最後の全国大会,日本ジュニア・ユースがあります。良い形で2015年度を終えれるように準備したいと思います。
たくさんのご声援ありがとうございました。
(陸上競技部顧問 日裏徹也)