• HOME
  • What's New
  • 高校女子テニス部 新人戦全道大会で団体戦ベスト8進出!

What's New

高校女子テニス部 新人戦全道大会で団体戦ベスト8進出!











 10月5日(月)~8日(木),旭川市花咲スポーツ公園テニスコートを会場として,第38回全国選抜高校テニス大会北海道地区大会(新人戦全道大会)が開催されました。
 立命館慶祥高校女子テニス部は,地区大会を部員全員で結集させたチーム力によって勝ち上がり,新人戦全道大会団体戦の出場権を獲得しました。全道では一戦一戦が熾烈な戦いになるであろうと覚悟を決めて,さらに練習を積み重ねて今大会に臨み,結果としてベスト8進出を成し遂げることができました。団体戦に登録されている櫻田(2年),渡邉(2年),酒井(2年),渡部(2年),宮部(1年),鈴木(1年),野坂(1年),岸(1年),藤森(1年)だけではなく,控え選手の日下(1年),片山(1年),川口(1年)の全員が持っている力の全てを出し切ってくれた結果です。
 2回戦では,地区大会でも対戦した高校とあたり,5-0で勝利を収めました。団結力のある素晴らしい相手校ではありましたが,慶祥の出場選手全員が集中力を高めた試合運びをし,勝利につなげることができたと思います。特に,1年生の宮部は実力のある2年生の相手選手に気持ち負けせず,気合の入ったプレーで価値ある1勝を上げました。
 3回戦は,全国選抜大会出場推薦校を目指してのベスト4決め。対戦相手は,奇しくも昨年のこの大会のベスト4決めと全く同じ高校。全道大会出場常連の強豪校です。昨年は大激戦の末,辛くも3-2で立命館慶祥が勝利しましたが,今回も同じような大激戦の末,今度は2-3で惜しくも敗れました。シングルス1,2は相手がジュニア選手ということもあり,残念ながら大差で敗れることとなりましたが,シングルス3でまたも1年生の宮部が粘りに粘って勝利し,さらにダブルス1では,エースの櫻田と安定したメンタルで結果を残してきた野坂のペアで貴重な1勝をもぎ取り,2-2としました。勝負を決めたのはダブルス2。昨年,同じ全道大会で貴重な経験を積んだ2年生酒井と地区大会で安定したプレーを続けてチームに貢献した1年生岸のペアに全てを委ねました。途中4-2でリードし,あと2ゲームでベスト4が見えたのですが・・・結果逆転の4-6で試合を落とし,ベスト8という結果になりました。昨年から,共にしのぎを削らせていただいた相手校には,心から拍手を送りたいと思います。
 選手一人一人は本当によく頑張ってくれた,の一言に尽きます。1年生にとっては初めての全道大会,大きな意味のある経験をすることができたと確信しています。来年,どのように成長した姿で再び大会に臨んでいるのか,とても楽しみです。一方,最後の新人戦となった2年生たちでしたが,団体戦敗退が決まった瞬間の部長,渡部の大粒の涙が印象的でした。初心者で運動神経も特別に秀でているわけではない渡部が,部長に任命されて,努力に努力を重ねてここまでチームを導いてきたことは賞賛に値します。彼女には,まだ最後の高体連が残っています。
 今大会においても,選手たちの応援のために大会会場まで足を運んでくださったご家族の方々やテニス部関係者,そして,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に深く感謝申し上げます。引き続きテニス部にご声援をいただければ幸いです。
 また,現在立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)