3月15日にホームページで紹介した，立命館慶祥高校留学生の東京大学に合格した，張 天鴻（ちょう てんこう）君が来校し，東大合格の喜びを校長や担任の先生に伝えてくれました。

　高校2年時慶祥で過ごした留学の時間が東大合格へつながった，と感じた事が多々あったそうです。
　「1つ目は，SPクラスに在籍して学んだ事です。理科の実験が多く，1年間で40回以上実験をやる事に驚きました。それにより論理的思考を養う事ができました。数学は，授業が丁寧で大変わかりやすかったのが，東大合格への力になりました。」
　「2つ目は，弁論部の活動です。1人1人の発表後に皆が意見を伝えることによって，多くの人の意見を取り入れることができました。それは，様々な視点を持つ事につながりました。」
　「3つ目は，慶祥の環境です。自分と同時期に，ドイツから2人，ネパール，オーストリア，フランス，チリなどから留学に来ていました。留学生が多くいる学校だと先輩に聞いていたので，留学先に慶祥を選びました。留学生同士，英語でコミュニケーションを取っていました。また寮やクラスは学習するのに良い環境でした。小学生の時は，1日8時間勉強をしていましたが，慶祥でも続けられる環境がありました。共に寝起きをした寮生の友人と は，今でも交流があります。」

　「慶祥での経験は，他の学校ではできない事でした。」
　張君が語ってくれた様に，慶祥らしい学びを今後も継続していきます。

　張君のこれからの活躍を期待します。