• HOME
  • What's New
  • 高校女子テニス部 高体連地区大会で全道大会出場権獲得!

What's New

高校女子テニス部 高体連地区大会で全道大会出場権獲得!











 5月23日(月),24日(火),25日(水),26日(木)に,モエレ沼公園テニスコート,札幌啓成高校テニスコート等を会場として,第46回札幌支部高等学校テニス選手権大会兼第56回北海道高等学校テニス選手権大会札幌支部予選会が開催されました。
 1年生主体のチーム編成となった立命館慶祥高校女子テニス部ですが,昨年の新人戦でも活躍し,これまでチームを引っ張ってきた3年生にとっては高校生活最後の高体連地区大会でもあります。後輩達はそれをよく理解し,チーム全員が熱い思いを持って本番を迎えてくれました。
 団体戦では,出場41校中7位で全道大会出場権を獲得することができました。3年生の櫻田,2年生の宮部,1年生の川越,田中,伊藤が1試合1試合,ベストを尽くした試合運びで勝利をものにしていき,ベスト8に進出。もちろん今回,応援に回った3年の渡部,酒井,渡邉,2年の岸,片山依の徹底したレギュラー選手へのサポートが陰にあったのは言うまでもありません。ベスト4をかけて戦った準々決勝,勝利を信じて試合に臨みましたが強豪を相手に1-2の惜敗。悔しい,悔しい敗戦。試合後の新エース,川越の目には涙があふれていました。入部して間もない状況で重圧を背負い,本当によく頑張ってくれたと思います。その涙の向こうには,さらに強くなっていく明日の姿が感じられます。
 個人戦では,ダブルスで川越・田中ペア,宮部・伊藤ペアがともに出場90ペアの中でベスト16に入り,全道大会への出場を決めました。個人戦シングルスでは,川越が出場141選手の中で一戦一戦しっかりと勝ちあがり,最後は格上の選手相手に勝利し,ベスト16で全道大会出場権を獲得しました。宮部は健闘するも3回戦でシード選手に惜敗,櫻田にとっては最後の高体連個人戦シングルス,他の3年生の思いとともに頑張り,ベスト32に入って全道代表決定戦に回りました。1つ勝ち,次に勝てば全道,というところまで来ました。最後は全ての櫻田らしさを出し切ってくれましたが惜しくも敗戦,個人戦全道進出の夢は消えました。全道大会では団体戦で有終の美を飾ってほしいと願っています。
 1年生の片山礼,安孫子,齊藤,柴田,綾部,加藤は声をからして応援し,チームに貢献していただけではなく,朝早くに会場入りしてチームの戦う環境を整えたり,空き時間にはトレーニングのダッシュやボレー練習をしたり,学習道具を開いて勉強したりと,早朝から日没までの大変な4日間日程をしっかり充実させて過ごしていました。
 高体連全道大会は6月14日(火)~17日(金)に,帯広市の帯広の森テニスコートで行われます。周りの人たちへの感謝,テニスができる環境への感謝を忘れずに,3年生にとっては最後の集大成の場,1・2年生にとっては新たなステップへとつながる場としての高体連全道大会に臨んできたいと思います。
 今大会においても,連日選手たちへの応援のために遠く大会会場まで足を運んでくださった家族の方々やテニス部関係者の方々に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)