• HOME
  • What's New
  • 高校女子テニス部 高体連全道大会で団体戦3位入賞!

What's New

高校女子テニス部 高体連全道大会で団体戦3位入賞!













 6月14日(火)~17日(金)の日程で,帯広市の帯広の森テニスコートを会場として,第56回北海道高等学校テニス選手権大会が開催されました。
 立命館慶祥高校女子テニス部は,一昨年から3年連続での全道大会団体戦3位入賞を果たすことができました。テニスのプレーだけではなく,挨拶礼儀,メンタルタフネス,声出しや普段の生活においてもチームに大きく貢献してきた3年生の渡部,櫻田,酒井,渡邉にとって最後の夏でした。
 高体連地区大会の団体戦ではベスト4を逃したため,今回の全道大会団体戦はノーシードからのスタートとなりました。1回戦から函館の強豪校との戦い。全道大会という独特の雰囲気の中,いきなり緊張感の漂う対戦となりましたが,そんな時に最も頼りになるのが3年生。先頭を切って戦うダブルスには,3年生の中で唯一レギュラーとなった櫻田を起用してチームに勢いをつけようと考えました。櫻田は十分期待に応えてくれました。普段通りの大きな声を出し,ミスを恐れぬプレーでチームに流れを作り,結果的に3-0で勝ち上がることができました。
 次に2回戦,相手は地区大会でベスト4を阻まれた札幌の強豪校。3週間前の再戦という形になりました。我々はチャレンジャーとして最高のモチベーションで試合に臨むことができました。1回戦で先輩が作ってくれた勢いを後輩の川越,伊藤,田中,宮部が引き継ぎ,物怖じしない素晴らしい試合を繰り広げて2-1で勝利し,ベスト8に進出することができました。3年生がこれまで培ってきた,粘り続ける泥臭いテニスを後輩達がいつのまにか体得してきている姿が見られて嬉しくなりました。
 そしていよいよ準々決勝,チーム力を最大限に出し切る時だというのは部員達,誰もが理解していました。室蘭の強豪校を相手に,またも1,2年生が活躍して2-1で勝ち,見事に3位入賞を果たすことができました。その背後には,今大会サポート役に回った2年生の岸,片山,そして最後の大会にかける3年生の力強い声援があったことは言うまでもありません。チーム力で勝ち取った全道3位です。
 個人戦ダブルスでは,川越・田中ペアが1回戦を突破しましたが,2回戦で同じ札幌地区の強豪ペアに4-6で惜敗しました。また,宮部・伊藤ペアはノーシードから勝ちあがり,格上のペアを破るなどしてベスト16まで進みましたが,最後は第1シードのペアを相手に4-6で力尽きました。
 個人戦シングルスでは唯一,川越が出場権を獲得していました。1回戦,2回戦と雨が降りしきる悪条件の中,我慢の連続の試合展開となりましたが,絶対にあきらめない姿勢を最後まで貫き,ベスト16に入ったのは立派だったと思います。最後に,第4シードの相手に惜しくも4-6で敗れましたが,今後のさらなる成長が楽しみです。
 団体戦,個人戦ともにインターハイ出場権を獲得することはできませんでしたが,これまで努力し続けてきた自分達の力を出し切ったことは確かです。そして3年生においては,立命館慶祥高校テニス部における貴重な経験を今後の人生に是非生かしていってほしいと願っています。
 今大会においても,連日応援のために遠く大会会場まで足を運んでくださった家族の方々や保護者会の方々に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。
 また現在,立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)