「本気で物事にとりくめば大切なことが見えてくる！」を合言葉に日々学校生活を送る中学2年生（16期）が,この夏立命祭伝統のよさこい演舞に挑戦します。今年のよさこい演舞では,過去の先輩たちも経験してきた「南中ソーラン」が1曲目の課題演舞となっています。そして2曲目には,今年初登場の立命館慶祥オリジナルで製作されたよさこい楽曲を使った,創作演舞を披露します。
　この夏,初披露する立命館オリジナル楽曲は,立命館学園の教学理念である「平和と民主主義」の精神を築いた末川博先生の言葉「未来を信じ,未来に生きる」をテーマに,楽曲の途中には学園の応援歌「グレーター立命」が登場するなど,立命館でたくましく学ぶ学生の姿を意識した構成になっています。
　この曲の作曲者は,よさこいソーランの第一人者でもある大島隆二（おおしまりゅうじ）さんです。大島さんは,大学在学中によさこいソーラン祭りの立ち上げに関わって以降,よさこいソーランの作曲者として「夢想蓮えさし」など,数々の強豪チームに楽曲を提供してきたよさこいソーランのレジェンドといえる方です。このたび,立命祭で歴代中学2年生たちが,よさこいソーラングランプリを目指して,高いレベルで切磋琢磨してきたことを知り,オリジナル楽曲の製作を快諾してくださいました。
　16期生が挑む創作演舞は,大島作品への挑戦ということもあり,過去最高の難易度となっています。そのことに負けることなく,曲と向き合う16期生たち。どうぞ立命祭当日は,16期生の保護者の方々だけではなく,道内の校友の方々,歴代演舞してきた先輩たち,そして大島隆二さんのファンの皆様にもご来場いただきたいと思います。
　16期生の奮闘にご期待下さい。

【学年主任　山口太一】