11月12日（土）・13日（日）の2日間，ＮＴＴセミナーセンターで，中2の生徒会役員・学年常任委員会・部活動のリーダーを対象にした宿泊研修が行われました。本校では、これをリーダーズ合宿とよんでいます。
　今回の研修では，はじめに生徒会活動を担当している吉川教諭から，本校が求めるリーダー像について60分間の講義がありました。次に、高校3年生の生徒会役員経験者と，部長経験者（今年度は弓道部＆ラグビー部）の先輩をゲストに招いてリーダーとしての悩みの共有や，議論の進め方，リーダーとしての行動指針の作成に入りました。先輩たちの力をかりながら議論は白熱し，あっという間の90分間となりました。食後は，自分たちだけで行動指針の作成に取り掛かり，初日のまとめをしました。
　最後に，本校の兄弟校である立命館宇治中高（京都府）の小曽根教諭をお招きし，お話をうかがいました。小曽根教諭は，立命館宇治で勤務されるかたわら，サッカーＪリーグの審判員としてＪ２を舞台に活躍されている先生です。国内トップレベルの審判という経験を通じて考えるリーダーとしての姿勢やチームワークの大切さについて，興味深いお話をうかがう事ができました。
　翌日は，リーダーとしての行動指針のプレゼンと，学校課題について具体的なプロジェクトをたちあげるワークショップを実施しました。部活動のリーダーたちは，部活生集会の企画案を，生徒会と常任委員会は，慶祥生のバスマナーを向上させるプロジェクトの立案会議を行いました。2日間にわたるリーダーズ合宿は，充実した学びのプログラムのもと，こうして無事に終了しました。参加者の学校生活でのさらなる活躍を期待します。（生徒部）