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高校女子テニス部 高体連地区大会で団体戦・個人戦シングルス初優勝!

5月22日(月)~25日(木)に,野幌総合運動公園テニスコートを会場として,第47回札幌支部高等学校テニス選手権大会兼第57回北海道高等学校テニス選手権大会札幌支部予選会が開催されました。

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 これまでチームを引っ張ってきた3年生にとっては高校生活最後の高体連地区大会。後輩達はそれをよく理解し,チーム全員が熱い思いを持って本番を迎えてくれました。
 団体戦は本当に苦しい勝負の連続でした。レギュラーメンバーの田巻,川越,伊藤,宮部,田中の5名を,部長の岸やマネージャー登録の加藤をはじめ,片山依,日下,齊藤,片山礼,綾部,安孫子,浅輪,山本,土肥,そして新たに入部してくれた會田がしっかりとサポートし,あきらめることなく最後まで戦い抜いた結果,立命館慶祥高校女子テニス部としては初めて高体連大会団体戦の優勝を手にすることができました。あと1ゲーム取られたら敗退,というところまで追い込まれた対戦が複数あり,本当に薄氷を踏む思いで1試合1試合を進めてきました。1年生ながら大活躍してくれた田巻をはじめ,レギュラー達はよく厳しい試合を一つ一つ乗り越えていってくれたと感心しています。特に決勝では,1-1となって最後にシングルス2勝負。これで優勝が決まる,という恐るべき緊張感の中で,慶祥のシングルス2,田中は3-5まで追い詰められていました。しかし,絶対にあきらめないというメンタルを獲得していた彼女は,仲間の応援もバックにつけてしっかりと目を覚まし,7-6で見事に逆転勝利を収めてくれました。これはまさに,部員17名全員で手にした優勝だと言っても過言ではありません。
 個人戦では,ダブルスで田巻・川越ペアが5位,伊藤・宮部ペアが7位に入り,ともに全道大会への出場を決めました。個人戦シングルスでは,田巻が1年生ながら一戦一戦しっかりと勝ちあがり,最終的に出場136選手の頂点に立つことができました。「本当によく頑張ってくれた!」の一言です。彼女が立派なのは,優勝を決めた後もうぬぼれることなく,次に気持ちを向けているところです。ライバルは数多くいます。今回の結果に満足することなく,今後も他の部員達とともに前に進んでいけたらと思います。川越はベスト16に入り,全道大会へ駒を進めることができました。過去に勝ったことのない選手にも勝利し,確実に成長している姿を見せてくれました。宮部は健闘するも2回戦でシード選手に敗れ,最後の高体連個人戦シングルスを終えました。これからは全道大会に向けて,団体戦,個人戦ダブルスに全てを注いでほしいと思います。
 レギュラー以外の選手達は声をからして応援し,チームに貢献していただけではなく,朝早くに会場入りしてチームの戦う環境を整えたり,会場周辺の清掃活動を行い,空き時間には学習道具を開いて勉強するなど,早朝から日没までの過酷な4日間をしっかりと充実させていました。
 高体連全道大会は6月13日(火)~16日(金)に,北見市の東陵公園庭球場で行われます。周りの人たちへの感謝,テニスができる環境への感謝を忘れずに,そして,常に挑戦者であるということを胸に刻んで,伸び伸びと高体連全道大会に臨んできたいと思います。
 今大会においても,連日選手たちへの応援のために遠く大会会場まで足を運んでくださったご家族の方々やテニス部関係者の方々に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)

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