ベトナム戦争の二次被害を受け、辛い状況下に置かれている孤児院の子どもたちですが、生徒たちが訪問した時は驚くほどの笑顔を見せてくれました。一緒に遊び、貴重な時間を共有する中で、生徒たちは深く考えるきっかけを子どもたちからもらいました。「こんなに笑顔で遊んでいる子どもたちだけれど、この子たちには確かな将来が約束されていない」「生まれた場所が違うだけなのに何でこんなめにあわなくてはいけないんだろう」「今この子たちに何かできることはないだろうか」・・・。考えた結果たどりついたのが物販活動でした。
6月24日(土)は高校1年生・2年生の保護者の方を対象とした進路説明会が校内で開催されたため、その開始前にグッズを販売を行いました。今回並べたのは、孤児院の子どもたちが手作りしたブレスレットや紙人形です。「ベトナムの子どもたちのために、ご協力よろしくお願いします!」の呼び声に、数名のお父様お母様方が足を止めてくださり、「寄付になるなら」「頑張ってね」など声をかけながら購入してくださいました。どうもありがとうございました。
今後は、7月15日(土)・16日(日)の立命祭で物販活動を行います。そこでは、2016年度ベトナムコースのメンバーが手作りした品物も並べる予定です。ぜひ関心をお寄せいただき、足を運んでいただけましたら幸いです。