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中高 芸術鑑賞会が開かれました


 6月29日(木),津軽三味線奏者の吉田兄弟を招いて,芸術鑑賞会が開催されました。
 演奏会は,わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)を会場として,午前の部(中学生対象),午後の部(高校生対象)の2回に分けて行われ,サイドプレーヤーに尺八奏者の小湊昭尚(こみなと あきひさ),太鼓・鳴り物奏者の美鵬直三郎(びほう なおさぶろう)の両氏も迎えて,白熱した演奏がくり広げられました。
 吉田兄弟は,兄 吉田良一郎(よしだ りょういちろう)・弟 吉田健一(よしだ けんいち)の津軽三味線兄弟奏者です。北海道登別出身,共に5歳より三味線を習い始め,全国大会などで頭角を現し,日本の伝統楽器津軽三味線の魅力を新鮮な感覚で表現して若い層にもリスナーを広げ,1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。異例のヒットを記録しました。2003年の全米デビュー以降,欧米,アジア等すでに世界30カ国以上で活動し,国内外問わず,さまざまなアーティストとのコラボレーションも積極的に行っています。
 鑑賞した生徒からは,「吉田兄弟の事は知っていたが,実際に三味線の演奏を聴いたのは初めてで,圧倒されました!」(中学男子),「伝統的な楽器でも演奏方法を変えたり,照明を活用することで,今までにない新たな表現を創り出すことができると実感しました」(高校女子)等の声が聞かれました。
 また,演奏会前日夕方には,忙しいリハーサルの合間をぬって,高校吹奏楽部員との交流会が開かれ,練習時の気構えなど音楽家ならではの具体的なお話を,詳しく伺うことが出来ました。吉田兄弟のみなさん,素晴らしい演奏会をありがとうございました!