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高3 中桐悠一郎君が国際地学オリンピック銀メダル獲得

 本日,文部科学省の報道発表により,「第11回国際地学オリンピック」において,高3の中桐悠一郎君が銀メダルを獲得したことが発表されました。
 本大会は,29か国から厳しい各国予選を突破した108名が参加し,フランスのコートダジュールにおいて,8月22日から8日間の日程で開催されていました。日本からは,本校の中桐君を含めて4名が出場しました。出場選手は,本校をはじめ聖光学院高校,海城高校,都立小石川中等教育学校からの高3生でした。
 大会は,筆記試験・実技試験等,時間をかけて様々な試験が行われました。試験の成績によって,成績優秀者には,金銀銅のメダルが与えられます。
 「国際地学オリンピック」は,地球惑星科学や宇宙惑星科学などに才能・素質のある中高生を見出し,世界の地学教育の充実発展に寄与することを目的として開催されています。第1回大会は2007年に行われ,毎年20か国以上の国や地域から,100名前後の生徒が参加しています。日本は1500名規模の中高生の中から地方予選を経て本選を実施し,毎年4名の選手を選抜しています。
 立命館慶祥では,今年度からSSHの「科学技術人材育成重点枠」が採択され,国際科学オリンピックに挑戦し入賞を目指す生徒を北海道から輩出するプロジェクトが発動しています。すでに本校Webページには,「数理科学チャレンジ・サマーキャンプ2017」の標題で掲載しておりますが,8月26・27日の両日,数学オリンピックと地学オリンピックを目指す生徒を全道から立命館慶祥に集め,国際科学オリンピックの突破方法などについて学びました。各分野での第一人者に加え,科学オリンピックの出場経験者を講師陣にお迎えしての演習や巡検は,参加者の大きな財産になったことと思います。サマーキャンプの第1期生が,中桐君に続いてくれることを期待しています。