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高校女子テニス部 団体戦準優勝で2年連続全国選抜大会へ!

10月10日(火)~13日(金),帯広市帯広の森テニスコートを会場として,第40回全国選抜高校テニス大会北海道地区大会(新人戦全道大会)が開催されました。

安養











 チーム力を結集させ,全国選抜大会初出場を果たすことができた昨年の同大会。今年度は2年連続全国選抜出場を目指し,部長の川越,副部長の齊藤を中心として一層の努力を積み重ねてきました。団体戦の選手,マネージャー登録メンバーは片山(2A),加藤(2A),川越(2B),齊藤(2B),田中(2B),安孫子(2C),綾部(2F),伊藤(2F),浅輪(1B),田巻(1B)の10名。さらに山本(1F),土肥(1I)を加えた部員12名全員が一つになれるよう,一歩一歩前進してきました。
 今大会は天候に恵まれず,雨と低温の中で戦うことになりました。団体戦ベスト4に入り,実力のある札幌の強豪校と対戦した準決勝が,我々にとって大きな山場となりました。5面同時展開で行われた準決勝、ダブルス1の齊藤・田中ペア,ダブルス2の浅輪・綾部ペアが見事に期待に応えてくれて勝利。しかし,シングルス3本に超強力な選手を擁する対戦校。シングルス1の田巻,シングルス3の伊藤が大健闘するも惜敗。ここで団体戦2-2となり,勝負はシングルス2の川越にゆだねられました。川越の対戦相手は,川越が過去に何度も対戦して一度も勝ったことのない大変能力の高い選手。大雨,低温,さらにはナイターという過酷な条件の中で,チームの応援を背に受けて素晴らしいパフォーマンスを展開し,川越は7-6で大接戦をものにしました。勝利した瞬間の部員一人一人の表情が忘れられません。部長として,本当によく頑張ってきた川越でたぐり寄せた2年連続の全国選抜出場。めったに見られない感動の瞬間でした。
 準決勝の勢いで優勝を目指した決勝戦。相手はレベルの高い選手がそろっている隙のない第1シード校。我々は,格上相手にチャレンジャー精神でぶつかっていく以外に方法はありません。準決勝同様、5面同時展開で試合はスタートしました。シングルス1の田巻がエース対決で力を発揮し,見事に勝利。ダブルス2の浅輪・田中ペアが敗れるも,シングルス3の伊藤は6-4で劇的な逆転勝利。シングルス2の川越は4-6で惜敗し,これで団体戦は2-2となり,勝負の行方はダブルス1の齊藤・綾部ペアの結果次第となりました。力のある相手ペアに対し,2人は一生懸命粘るプレーを続け,劣勢から追いついて6-6のタイブレークに。しかし,残念ながらここで力尽き,6-7で負けて準優勝となりました。齊藤・綾部ペアが持てる力を十分に出し切ってくれたことは確かです。選手たち全員の目には,悔し涙が見られました。今後が楽しみです。
 個人戦では,ダブルスで出場した田巻・川越ペアが3位入賞,伊藤・浅輪ペアがベスト16という結果でした。また,シングルスでは田巻が賞賛に値する戦いを積み重ね,見事に準優勝しました。川越はベスト16で強豪選手に敗退しました。個人戦に出場した4人は,肉体的にも精神的にもタフな環境の中で本当によく頑張ってくれましたが,敗戦から得られた課題をしっかりと持ち帰り,今後の練習に生かしていきます。
 なお,3月下旬には九州福岡市で第40回全国選抜高校テニス大会が行われますが,今回,団体戦準優勝となった立命館慶祥高校女子テニス部は,北海道からの推薦校となり,1月下旬に全国高体連テニス部常任委員会・選考委員会より正式に出場校が発表されます。2年連続の全国選抜大会出場が決まる日を楽しみに待ちたいと思います。同時に,これからの秋冬にさらに充実したトレーニングや練習を継続していこうと決意を新たにしています。
 今大会においても,連日応援のために遠く大会会場まで足を運んでくださったご家族の方々や保護者会の方々,テニス部関係者,そして日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。引き続き立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。
 また,現在,立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)