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中2京都研修 世界に通用する京都の伝統!

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 10月17日(火)~20日(金)の4日間日程で,関西エリアを舞台に17期生180名が研修を行ってきました。出発前,天気予報では悪天候が予想されていましたが,最終日を除いて雨にあたることなく,研修をするには恵まれた環境となりました。常任委員会が設定した研修テーマは「世界に通用する京都の伝統」。さらに,「京都『に』学ぶ、日本と学びのプレリュード」をスローガンとして,近年改めて世界に認められ,評価されている京都の伝統文化工芸や産業。単なる「京都を学ぶ」のではなく,「京都で学び,京都から学びとる」こと,そしてその学びを北海道に持ち帰ってくることを目標に活動し,現地でさまざまな学びの土台作りができたと思っています。
 新千歳空港を出発し,伊丹空港に降りたった研修1日目は,立命館大学のキャンパスを訪問し本格的な大学の授業に挑戦しました。例年とは少し異なり,年度始めからの総合学習の授業時の内容をふまえ,生徒の現時点での興味・関心のある事柄を集約し,そこから衣笠・BKCの両キャンパス,それぞれ5~6学部での体験実習・講義の講座を設定しました。その体験授業はロールプレイング,シミュレーション,フィールドワークなど,大学教員によって中学2年生の年代に応じた構成にしつつ,アカデミックな内容をも感じ取ってもらえるものとなっており,すべての講座において,生徒・大学教員ともども非常に好意的なやりとりが行われました。これらを通じて,高等教育の奥深さにふれることで日々の学習で知識を得ることの意味に気がつくことができたのではないでしょうか。

 2日目のプログラムでは,金剛能楽堂に向かい,狂言ワークショップと狂言「附子」を鑑賞することからスタートしました。日本の伝統文化を現代に受け継ぐ芸術の世界にふれ,「古都に来た!」と実感した生徒も多かったようです。鑑賞後は,立命館学園が所有している国際平和ミュージアムの見学と,当館長であるモンテ・カセム氏による特別講演を受けました。講演の中で投影された写真に絶句し,時には目頭を熱くしている生徒もいたようで,非常に考えさせられる内容となりました。本学園がかかげる「平和と民主主義」の意味を実感することができた瞬間であったと思います。さらに国際平和ミュージアムでは,大学が所有することに意味がある平和博物館の展示を生徒たちは熱心にメモをとりながら,ひとつひとつをしっかりと目に焼き付けていました。

 3日目は終日,自主研修でした。今年のテーマは,「世界に通用する京都の職人」。世界各地においても,その名を伝え,活躍している11人の京都伝統産業の職人のもとへ,生徒の希望に合わせてそれぞれ訪問し,その産業の今と昔,そして制作体験を通して,世界と日本文化の関連性を感じ取れるものとなりました。金属工芸や造園,金箔,染色工芸,京友禅,竹工芸,表装など,訪問先は様々でしたが,どの班も京都で出会った職人の暖かさに触れることができた1日となったようです。最後は清水寺を拝観してこの日は終了しました。

 最終日は,USJと京都満喫コースに分かれての研修。1年生の時の北海道研修とは違う行動力を発揮することができたか?多くの学びの機会を受け取ることができたか?一人一人の成長が試される旅は,こうして幕を閉じました。

 今回の京都研修は,古くからの寺社仏閣のない北海道の生徒にとって,日本の伝統文化に触れる貴重な体験となる旅であり,次年度のニュージーランドでの海外研修を見据えて「日本のこと」を学ぶ旅でもありました。17期生は,研修各所で質問や取材活動に熱心に取り組む等,立派に全日程を完結することができました。旅先でお世話になった多くの方々に改めてお礼を申し上げたいと思います。そして,生徒達はこの研修で得た学びを今後どのように生かしてくれるのか,楽しみにしたいと思います。

(中2学年主任 齋藤伸幸)

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