女子個人戦には全国各地から勝ちあがってきた127名の生徒が参加しました。スイス式5回戦で順位の決定が行われたあと，4勝以上をあげた23名が決勝トーナメントへの出場権を獲得することになります。
　北海道代表として出場した1年生の松田夏実さんは予選で，青森県，群馬県の代表に勝利しましたが，健闘むなしく2勝3敗で予選敗退となりました。本校からもう1名代表として出場する予定だった原いこいさんがインフルエンザにより無念の出場辞退だった分，1つでも多く勝とうという気持ちがいつも以上に表れていて，敗れた対局も接戦でどちらに転んでもおかしくない状況でした。将棋を始めて1年足らずで，ここまで来られたのは日ごろから少しでも強くなろうと熱心に努力をしてきた成果です。
　北海道に戻る前に，出世城と呼ばれている浜松城などを見学し，日本一の高さを誇る富士山も見てきました。来年度の総文祭でまた全国の舞台に戻って来て、上位に駆け上がることを誓いました。

　今年度，囲碁・将棋同好会として出場する大会はこの大会で最後となりました。当面の目標は5月に実施される全道高等学校将棋選手権大会までに各自実力をさらに高め，大会で力を出し切ることです。女子団体戦での連覇を始め，男子団体戦での2年連続準優勝の雪辱等各部門で好結果を残し，さらに全国大会での入賞を見据えていきたいと思っております。少しでも良い結果を残せるようにさらに精進を重ねてまいります。 これからも応援，宜しくお願いいたします。