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高校女子テニス部 全国大会団体戦で初勝利!

1月25日(木)~28日(日),兵庫県ブルボンビーンズドーム,しあわせの村テニスコートを会場として,平成30年全国私立高等学校テニス選手権大会が開催されました。昨年の北海道秋季大会での結果等を評価され,この大会の出場権を獲得しました。2年連続での出場です。










 団体戦の対戦相手は開会式での抽選会によって決まります。部長の川越(2B)が引いた対戦相手は白鵬女子高校。昨年の全国選抜で団体戦3位となった関東の強豪校です。しかし選手達の表情に曇りはなく,「ベストを尽くそう!」という落ち着いた団結が見られました。第1試合のダブルス1では田巻(1B)・川越(2B)ペアが出場しました。エース田巻と部長川越でチームに勢いをつけたいところ。相手も本当に強いペアでしたが,要所をしっかりと抑え,6-3で勝利することができました。次にシングルスで田中(2B)が登場。地力に勝る相手が終始試合を支配するものの,田中も負けずに粘るという展開。結果は0-6で敗れましたが,大きな声と闘志あふれる田中のプレーにチームは鼓舞されていました。勝負を決めるダブルス2には伊藤(2F)・浅輪(1B)ペアが出場。豊富な経験を積んできた2年生の伊藤が,上手に1年生の浅輪を引っぱって序盤,有利に試合を運びました。しかし,相手は強豪。後半に追いつかれて6-6となりタイブレークへ。そこではメンタルを鍛えてきた伊藤,浅輪が堂々と1ポイント1ポイントを重ねていって7-6で勝ちきり,2-1で立命館慶祥高校テニス部の全国大会団体戦初勝利を飾ることができました。どの試合でも,いつも通りのチームメイトの応援があり,ベストを尽くして戦う環境が整えられていました。

 個人戦シングルでは,出場権を得た田巻(1B)が1回戦で山村学園高校の1番手と対戦。山村学園高校は昨年の全国選抜団体戦でベスト8,個人戦シングルスでは全国選抜3年連続で優勝し,USオープンジュニアにも出場している関東の強豪校です。田巻は物怖じすることなく気合の入ったプレーで序盤を圧倒。後半,実力のある相手に追い上げられるも,部員達の応援もバックにつけて最後はしっかりと逃げ切り,6-4で勝利を上げることができました。

 雪が降る中で戦うという低温の中での試合が続きましたが,選手達はこれまで積み重ねてきた努力の成果を表現してくれたと思います。他に団体登録され,貢献してくれた齊藤(2B),安孫子(2C),さらに遠征に帯同して勝利のために尽力した片山(2A),加藤(2A),綾部(2F),山本(1F)の働きも見逃すことができません。残念ながら団体戦,個人戦ともに2回戦で敗れました。まだまだ取り組むべき課題があり,これからさらに努力を継続していかなければなりませんが,今回の全国私立大会では北海道代表として,全国大会に少しでも足跡を残してくることができたと感じます。同時にチーム全員にとって大きな自信にもつながったのではないかと思います。

 今大会においても,連日応援のために遠く本州の大会会場まで足を運んでくださった選手のご家族や日頃の部活動にご協力してくださっているテニスコーチ,いつもチームを応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。引き続き立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)