4月26日（木）佐藤久泰氏（内閣官房参事官）による，高校3年生国際社会の授業が行われました。佐藤氏は，国のアイヌ文化振興政策を牽引していらっしゃる方で，授業内容は『国立「民族共生の象徴空間」構想の到達点と課題について』でした。
　復興＝継承（造られてきたもの，途中で失われたものの復元）＋創造（継承してきたもの，新たな伝統文化）というお話や，北海道内を訪れる旅行客の話，アイヌ文化復興の拠点であり内外の理解促進の拠点である「民族共生の象徴空間」の意義など興味深い内容が多く，受講した生徒達は，メモを取りながら真剣な表情で聴いていました。
　生徒からの質疑応答では，自分のアイディアや意見，提案が活発に出され，それに対する佐藤内閣官房参事官の意見を引き出していました。生徒にとって素晴らしい刺激となった時間でした。
　佐藤内閣官房参事官，ありがとうございました。