今年度10月より小学3～5年生向けに開講した「Rits　Kids」。
　これまで5回に渡り、ガジェットの組み立てからロボットに取り付けられている一つのセンサーを使ったLED のON・OFF、モーター制御などプログラミングの基礎を学んできました。
　さらに、論理思考やプログラミングの具体化に大切なフローチャートがしっかり描けるよう練習をしてきました。
　今回はその基礎過程が子ども達一人ひとりにしっかり定着しているかのテストを行いました。1つのお題が与えられ、プログラミング、フローチャートを描くテストです。結果は見事、全員合格。
　全員の基礎課程クリアにより、2センサーを使ったライントレース走行へと進みました。黒いラインコース上にロボットを置き、ラインからはみ出ることなくコースを一周するプログラムです。プログラミングはifの中にifがある「入れ子構造」となり、一気に条件の幅が広がります。しかし、すでに基礎的な論理思考が身についた子どもたちの対応は素早く、条件分岐の意味を理解しながらロボットを調整していくことができました。
　次回からさらにレベルアップし、益々試行錯誤の時間が増えます。うまくできない時に「何が悪いのか」は当然ですが、まずはやってみて成功した時に「何が良かったのか」をふり返る。「本物」を使い、失敗と成功を繰り返しながら、自分で考え進んでいます。