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運動系クラブ生徒対象の「応急手当&普通救命講習」を実施しました

 運動に関わる事故や急病は,いつ,どこで起こるかわかりません。そのようなときは,その場に居合わせた人のいち早く正しい応急手当が,傷病者の救命やその後のケガの治り具合に大きな影響を与えます。そこで,日常的に運動に関わる運動系クラブの代表生徒に,正しい応急手当の知識と技術を身につけさせたいということから,12月20日,21日の2回に分けて,「応急手当&普通救命講習」を実施し,合計58名の中学生・高校生が参加しました。

 2日間ともに,養護教諭から日常的に起こりやすいケガに対する「応急手当講習」と,江別市消防本部の方を講師に招いてAEDを使用する心肺蘇生法を中心とした「普通救命講習」を行いました。「普通救命講習」では,最初のうちは手順の書かれた紙を見ながら心肺蘇生法を行っている生徒たちも,練習を重ねるうちにスムーズに行えるようになり,特に保健の授業で習ったことがある高校生や,過去にこの講習を受けたことがある生徒は完璧に実施できるようになっており,1人だけではなく2人で行う方法にも上手に取り組んでいました。約3時間半という長時間の講習でしたが,参加した生徒達は最後まで真剣に取り組んでいました。終了後には,江別市消防本部の方から救命技能を有することを認定しますということで,「市民救護士講習修了証」が全員に手渡されました。

<生徒の感想>
・もし本当に目の前で救命が必要だったときにしっかりできるかは少し不安。でも,大切なのは「助けよう」とする気持ちや勇気だな,と思った。(中学女子)
・自分の勇気で人の助かる確率を少しでも上げたいと思った。(中学女子)
・街で人が倒れているときなど,今回の講習のように動けるよう,他の部員にも今回の内容を伝えていこうと思った。(中学男子)
・もし本当にこういう事態に陥ったとき,冷静に適切に出来るかというのが大事だと思った。(中学男子)
・救命において最もしてはいけないことは何もしないこと。私の少しの勇気で助かる人が1人でもいるのなら,それほど嬉しいことはないし,この技術を他の人にも伝えていきたいと思った。人の命を助けるためなら何でも頑張ります。(高校女子)
・倒れている人がいたり,ケガをした人がいたりしたときに,自分が人の命を救うことができるかもしれないという自信がついた。助けが必要な人がいたときに,率先して救命できるような人間になりたいと思った。(高校女子)
・心肺蘇生法の1つ1つが重要なことだから,何1つ忘れないように気をつけたい。もしその場に遭遇したら,あせらず,落ち着いてスムーズにすることを心がけ,勇気を持って行動したい。(高校男子)
・もし救命活動をしなければならない人がいたら,自分から行動しようと思った。(高校男子)