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高校女子テニス部 新人戦地区大会、団体戦3位で全道大会へ!

8月31日(土)、9月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)の日程で、モエレ沼公園、手稲稲積公園等を会場として、令和元年度札幌支部高等学校秋季テニス大会が開催されました。

女子テニス

 これまでチーム力で戦ってきた立命館慶祥高校女子テニス部ですが、今回の大会ほどチームの結束力が重要となる大会はありませんでした。なぜならば、これまで数々の全国大会を経験してきた3年生の田巻、浅輪が引退し、大幅な戦力ダウンとなった新チームとして戦う初めての団体戦だったからです。しかしながら、チーム15名は固い絆のもと、ミラクルを何度も起こして団体戦全道大会の切符を手にすることができました。まさに15名全員で勝ち取った全道大会出場権だと思います。

 レギュラーメンバーは田中、三浦、鈴木、小河、黄木、菊地、土田、野村、髙橋。さらにサポートメンバーとして梅田、渡邊、中村、大畑、有薗、武田。新部長、田中のしっかりとした掛け声に全員が大声で一つになって試合がスタート。そして2回戦では早くも山場を迎えました。ジュニア選手を数多くそろえる強豪チームと激突。S(シングルス)1、D(ダブルス)1が健闘するも敗れて0-2。すぐに後がなくなりました。そこからS2田中、S3黄木がチームを鼓舞する気迫の勝利。勝負の行方はD2三浦・土田ペアに託されました。途中、3-4ダウンとなり絶体絶命。しかし、そこからの三浦・土田のプレーがチーム全員の思いを乗せて、奇跡的な展開を引き寄せることになりました。冷静なプレーを保ち、最終的に6-4でD2を取り、団体戦3-2でベスト8に勝ち進むことができました。

 準々決勝では、またもジュニア選手を数多くそろえる強豪校と対戦。S1鈴木がエース対決を制して勝利し、チームに勢いを与えてくれました。S2田中は難敵を相手に気持ちの入ったプレーで一歩も譲らず勝利。D2の菊地・土田ペアが元気な1年生らしいプレーで大きくチームに貢献して勝利。団体戦3-1で準決勝へ進みました。

 準決勝は第1シード校と対戦し、S1鈴木がエース対決で粘りを見せて接戦に持ち込み、我々に希望を与えてくれました。また、小河・菊地ペアがこれまでの地道な練習の成果を発揮してD1に勝利するなど、大健闘を見せてくれましたが、残念ながら団体戦1-3で敗れました。 そして、3・4位の順位決定戦。優れたチーム力を有する素晴らしい強敵を相手に、苦戦することは予想していました。その中で、部長の田中はゲームセットまで諦めない粘り強いテニスを展開して、S2を接戦で制し、S3の黄木も1年生ながら強く成長したメンタリティと隙のないプレーで勝利しました。そして最後に輝いたのはD1の小河・三浦ペア。先輩として大きく成長した姿を後輩に見せただけではなく、団体戦3位という好成績に大きく貢献する勝利をもぎ取ってくれました。

 今回、団体戦に出場しなかった野村、髙橋、梅田、渡邊、中村、大畑、有薗、武田は本当にチームのために主審、副審、ボールパーソン、さらには大会会場の補助役員として活躍してくれました。また、彼女たちの応援は出場選手のプレーを支え、全道出場権獲得に大きく貢献してくれました。

 個人戦シングルスでは、鈴木が7位で全道大会への出場権を獲得。田中、黄木はベスト16まで勝ち上がるも代表決定戦で敗れ、残念ながら全道出場とはなりませんでした。個人戦ダブルスでは鈴木・田中ペアが4位となり全道大会出場権を得ましたが、黄木・三浦ペアは第1シードに惜しくも屈し、全道出場とはなりませんでした。

 新人戦全道大会は、10月8日(火)~11日(金)に旭川市花咲スポーツ公園テニスコートで行われます。チャレンジャーとして、チーム全員で元気に思い切って団体戦、個人戦にぶつかっていきたいと考えています。全道大会までの期間はさらに練習を積み重ね、悔いなく本番のコートに立つことができるよう、精一杯の努力を継続したいと思っています。

 今大会においても、連日選手たちへの応援のために、大会会場まで足を運んでくださった選手のご家族の方々や引退した先輩達、さらにはその家族の方々、チーム関係者に深くお礼を申し上げます。また、日頃の部活動に協力、応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

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