スーパーグローバルハイスクール(SGH)

SGH 青函研修




 観光開発講座が設定したボーダーツーリズム(国境観光)をより深く学ぶために9月27日~30日に青森・函館にて研修を行いました。
 ボーダーツーリズムとは,国境および境界をこえる経験を旅行プランに盛り込んだものを意味します。境界を越え,点と点が線で結ばれることによって,ヒト・モノ・カネの移動が促進されるほか,文化理解も進むため,観光がもつ平和産業としての側面をいかした平和構築の手段として近年注目されています。
 今年度は,その第1弾として,青森―函館間にまたがるボーダーツーリズムプランの創出をテーマにした本研修を実施しました。具体的には青函両地域で,研修と調査活動を実施した後,研修終了後にグループごとに具体的プランを策定し,その実現可能性について多方面にプレゼンテーションを行いました。

・生徒の感想
 「青函両地域の観光の現状やこれからの課題を十分理解することが出来ました。青函観光プランをつくる上で,青函・青弘・札函間の距離と時間,移動にかかる負担を実感できたのは大きかったです。」
 「現地を訪問して直接その場所に住んでいる人,青函地域を観光している人などからたくさんの声を聞くことができました。学校に戻ってからのプラン作りにいかしたいです。」
 「様々な方にお話を聞きながら,質問を考え取材するということを今までしたことがなかったので,とても良かったです。大学へ向けても良い経験になりました。」