アジア学の多文化・多民族共生の学びをより深めるため,9月25日~30日にタイ・パヤオ県にて研修を行いました。
タイ北部パヤオ県ドッカムタイ群にあるYMCA Phayao Centerが活動の主な場所です。この施設は「人身売買及び性的搾取から子どもを守るために,子どもとその家族の生活の質を発展させる」ことを目的に,①シェルター(緊急避難・保護場所)としての活動,②教育の機会提供,③職業訓練,④ネットワーク形成,⑤啓蒙活動・キャンペーンの実施,⑥被害者のコミュニティー・社会復帰の手助けの6つの活動を行っています。これらの活動全てを短い期間で学ぶことは不可能ですので,今回の研修は北タイの山岳民族支援の活動(上記活動の②・③・④)について知り,実際の支援対象の村にも行き,実体験として学びをすることが目的です。
スケジュールは以下です。
9/25 | 移動(新千歳→バンコク→チェンライ→パヤオ) |
9/26 | センターでの活動:センターについての学習,子どもたちとの交流 |
9/27 | センターでの活動:山岳民族についての学習 山岳民族の村でのホームステイ: 村のリーダーたちとのディスカッション①,村人たちとの交流 |
9/28 | 山岳民族の村での活動:ディスカッション② センターでの活動:子どもたちとの交流 |
9/29 | センターでの活動: 子どもたちと共に学校へ登校,センタースタッフとの総括 移動(パヤオ→チェンライ→バンコク) |
9/30 | 移動(バンコク→新千歳) |
※宿泊先はYMCA Phayao Centerのゲストハウスと山岳民族の村